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心を持ち接する事

アフターケアを長く続けてゆくと、本当に親しくなります。私の両親と
年齢が近いお客様であれば、親子。
又は、同世代や諸先輩者であれば、友達のようにとても親しくなります。
単なる、売る側と買う側の隔たりは無くなります。

私は、20代中盤に、あるお客様が二世帯住宅を建てると聞き、営業に行き
ました。年齢は、60代のご両親に40代前半のご夫婦と子供2人。

是非、私にやらせてほしいとお願いしに行ったのです。

「若すぎるし、自分の退職金と息子夫婦の資金を託すわけにはいかない。」

「もう、大手○○○○に頼んだんだ。」そういわれ断られました。

しかし、私は、前向きです。
自分には、自信がありました。

何度も足を運びました。その数両手、両足では足りません。
今思えば少し、しつこかったかもしれません。(笑)

そのうち、「そこまで言うのならと」任せて頂く事になりました。
私は心から、手間を惜しまず必ず納得してもらえるような良い家を建てよう
と決心しました。

そして、昼夜問わず、現場に出て家を完成させる事ができました。
心から嬉しさがこみ上げてきました。

そうしたらお客様がこのように言ってくれました。

「感動した。ひたむきな姿と、出来映えに文句なし。」
「追加料金を払うから勘定してくれ。まだ、計画より150万円余裕があるから」

しかし、そんなお金はもらえません。

「いや。色々変更や、現場でのやり取りで負担を掛けたじゃないか。」

私は、断りました。
結局、私は60万円程、損失を出してしまいました。
私は、無我夢中でした。
私は、全然損をした気持ちにはなれませんでした。

この家を建てた事が、自信に繋がったし、何よりも、私の現在回りにいるスタッフ
の希望にもなったからです。

そして、ご親族を初め色々な方々に宣伝をしてくださったのです。

この時の経験もそうですが、常に欲張れば欲張るほど、お金は逃げてゆくという事です。
若輩者の私に任せてくださった思いをさておいて、目先のお金に流されてしまっていた
ら、今の自分はないと断言できます。

弊社には、「愛を持って取り組む」というスローガンがあります。
私達が、心を持ち接する事が出来なければ、お客様も心を持ち接してくれません。
そして、誠実さと誠意も伝わりません。

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