さいたま市 不動産購入~固定資産税についてのお話し
固定資産税のお話。
昔々、天平15年に「墾田永年私財法」という法令が朝廷から出されました。
新たに新田を開発した者には、永代の所有権を認めるというものです。
この時点から、日本は本格的な土地開発の時代に入りました。
この開発権が公卿にしか与えられなかったために、この新田の開発と守護
を目的に、源氏、平家などの武士団が大挙して、開発地に向かいました。
この新田守護である地頭となった武士はこの田の支配、防衛のために命を
かけました。因みに、ここから「一所懸命」という言葉が生まれ、転じて現在
の「一生懸命」となっています。
我が国の税金の中心は、6世紀の「公地公民」以来、税は米を物納すること
が中心でしたが、明治5年、明治維新政府は、「物納」から「金納」を徴税の
根本とする「租税革命」を行いました。
これに伴い、課税を米の石高から地価に改め、その3%を地租とし、全国の
地主に「地券証」(権利証)が交付されました。
江戸時代には「地所永代売買禁止令」により民間の土地売買を禁止してい
ましたが、税金の金納により、土地の売買が完全自由化され、現在に至って
います。ところで、土地を所有することは国に税金という名の借地料を払って
いると考えると、コストがかかる点では、所有権も借地もあんまり変わらない
気がしますね。
永遠に所有し続けることにも現実感がいまいちです。
そう考えると、借りるということも選択肢の一つなのかも・・・。





