こんにちは、イワサキです。
今回は産経新聞発のインターネット掲載記事からの引用で
すが、ぜひみなさんに知っておいてもらいたい内容です。
私自身、阪神大震災を経験しました。
ライフラインは壊滅的被害を受け、近所の方々の多くは避難
所生活を余儀なくされました。
混乱している状況の中で困ったことのひとつは、情報が錯綜
していることでした。
確かな情報を持っていないと、どこへ行けば食料の配給を受
けられるのかわからず、
生活の危機に直面する事態になりかねません。
実際に避難所に届いた全国からの善意でいただいたコンビニ
弁当などは賞味期限が切れてから2週間経過したものだった
りしました。
行政側の体制も整っていなかったため、このような事態が起き
てしまったわけですが、
その教訓を活かしてガイドラインが整備されてきているようです。
以下、インターネットからの引用です。ぜひご一読ください。
11月25日8時18分配信 産経新聞

拡大写真
首都直下地震で想定される被害
(中央防災会議の被害想定から作成)(写真:産経新聞)
■必ず来るという意識で備える
首都直下地震が発生すると、最悪のケースでは1万1000人
が死亡し、85万棟が倒壊・焼失すると想定されている。被災者
が街にあふれ、大混乱が2次災害につながる恐れもある。行政
だけでは対応しきれないのが実情で、個人の備えが不可欠だ。
被害軽減と混乱回避のために何ができるのか-。中央防災会
議がまとめたシミュレーションと対策を紹介する。(蕎麦谷里志)
≪建物崩壊≫
首都直下地震は首都圏で起きるマグニチュード(M)7級の地
震で、今後30年以内の発生確率は70%とされる。中央防災会
議は18カ所の震源地を想定し、予想される被害を公表。最も被
害が大きくなる東京湾北部の地震(M7・3、冬の夕方に発生)を
中心に対策をまとめた。
≪小さな揺れが始まったと思ったら、次の瞬間、激しい揺れに
立っていることもできなくなり、家具のほとんどが倒れる。揺れは
20~30秒続き、昭和55年以前にできた木造建築を中心に家
屋が崩れ、一部では火災が発生する≫
地震で一番怖いのは建物の倒壊と火事。住宅の耐震・耐燃化、
家具の固定などの対策が最優先課題だ。
しかし、経済的な負担が小さく比較的容易にできる家具の固定
でも、実施率は約30%にとどまっており、まだ意識は低い。
火災は道幅が狭い住宅密集地域で拡大すると予想されるので、
住民による自主防災が不可欠。耐震化や家具の固定の推進は、
防災要員の確保にもつながる。
≪人、人、人≫
≪一斉に帰宅をめざす人で街中はごった返し、一部では満員
電車並みの混雑となる。1人が倒れれば、将棋倒しにもなりか
ねない危険な状態だ。公衆トイレには長蛇の列ができ、何時間
待っても利用できない≫
勤務先や学校で被災した人たちが一斉に帰宅を始めると、路
上に人があふれて救急車両の通行の妨げにもなりかねない。
混雑緩和のため、被災後に帰宅日時をずらすことがとても重要と
なる。そのためには、職場に食料などを置いておくことも必要だ。
過去の震災では、トイレを我慢するために水分を控えた人が血
栓症を引き起こすなど深刻な問題も起きている。断水も想定し、
家庭や職場に簡易トイレなどの備えがあれば安心だろう。
≪ライフライン≫
≪携帯電話は通じず、家族の安否すら確認できない。水道や
ガス、電気などのライフラインもストップする。帰宅をあきらめて
避難所へ向かったが、満杯で入れない≫
家族の安否確認には、携帯メールやインターネットの掲示板な
ど、複数の手段を事前に家族間で話し合っておくことが望ましい。
連絡できそうな遠方の親戚(しんせき)を決めておくことも有効だ。
避難所不足の解消では、ホテルなどの民間施設の活用、近隣
自治体と相互受け入れなど、自治体レベルで事前に取り決めを
交わしておく必要がある。
シミュレーションからは震災で直面する悲惨な状況が浮かび上
がったが、高層マンションの火災や鉄道事故などの被害は具体
的に想定されていない。内閣府の池内幸司参事官(地震・火山
対策担当)は「予想外のことも起こるでしょう。阪神大震災で高速
道路が落下するなんて考えられなかったことですから。日本で暮
らしている以上、地震はいつか必ず来るという意識で備える必要
がある」と話している。
実際に阪神大震災のときは、避難所のトイレは汚水が溢れかえり、
汲み取りが間に合わず異臭がひどくて、しかたなく植え込みの影
で用を足す人が多い状態でした。
また、高層マンションの上層階に住んでいる人は、建物は無事で
も断水している期間は、水汲みが不可能なため避難所に行かざる
を得なかったそうです。
事前に情報を知っているかいないかで、災害時の行動が変わって
きます。西武線沿線の土地は埼玉県の中では比較的揺れにくい
地域とされていますが、備えをしっかりとしておくに越した事はあり
ません。
今後も役立ちそうな情報があればお伝えしていきたいと思います。