お洒落ホテルのヒミツとは?

2024.06.13 Thu

こんにちは!
設計室の依田です。
 

ベトナム旅行で宿泊した素敵なホテル

今回は前回に引き続き、ベトナム旅行のお話です。
実は私、旅行先のホテルを特に楽しみにしていて、毎回デザイン重視でホテル探しに力を入れています。
ベトナム旅行で宿泊したホテル フュージョン・スイーツ・サイゴンの客室もとても素敵でしたので、ご紹介したいと思います!
 

間接照明がおしゃれなメインルーム


 
まずはメインルーム。木目の勾配天井が目を引く空間で、間接照明のみを取り入れていたのが印象的でした。
 

 
天井の両サイドにただ間接照明を入れるのではなく、片側は腰高まで木目の壁を下ろし、デスクに近い位置に照明を設ける工夫がされていました。
天井面に照明は全くなく、壁面を上手に照らすことで、寝るときに照明をつけたままでもまぶしくなく、けれど作業するスペースはしっかりと明るかったので、異なる時間に眠りにつく場合でもストレスなく過ごせる空間になっていますね。
 

 
窓面をみると、下がり天井を上手く利用してカーテンレールを隠しており、天井から床まで下りるカーテンが高級感を演出していました。
全面が窓となっていて朝の光はしっかり入ってきたのですが、景色がお隣のビルの壁、しかも明るい緑色だったのが、ベトナムらしいポイントでした(笑)
 

 
配色のバランスもとても勉強になりました。一つの空間でカラーを配色する際は、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%と言われています。
しかし今回の場合は、ベースカラーとメインカラーがホワイトと木目で同じくらいの割合で入れ、アクセントカラーでグレーを5%程取り入れているような印象でした。主張の強い木目の割合が高くなっているのでまとまらないのではと思いますが、天井・壁・床面と広い空間に使いつつ、テーブルや入口の枠などに色味の近い木目を散らすことで、目を一点に集中させず、重くなりすぎない空間づくりがされていました。グレーのアクセントの取り入れ方も上手で、壁面アートをモノトーンにしたり、ヘッドボードでも濃淡をつけることで、遊びのある空間に仕上がっていました。
 

落ち着いた印象のバスルーム


 
こちらはバスルームです。メインルームでアクセントとなっていたグレーをメインカラーとしており、繋がりはありつつガラッと雰囲気を変え、落ち着いた印象の空間でした。全体のグレーのトーンは合わせつつ、壁のラインや床の柄に濃いグレーを取り入れ、アクセントが映える配色になっていますね。シャンプーを置いているニッチにも、実は床と同じ柄が描かれていて、この柄も客室全体に散らばっていたので、主張しすぎず、お洒落な空間に仕上がっていました。
 
いかがでしたでしょうか?
こちらのホテルのデザインはご自宅でも取り入れやすく、木目や色味の配色、間接照明は家づくりの参考になるのではないでしょうか!
ちなみにサービスもとても良いホテルでしたので、ベトナムにご旅行に行かれる際にはぜひおすすめしたいです!
 
 

木をふんだんに利用した空間といえば・・・

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