防犯対策で大切な家族を守る家
2024.11.25 Mon
皆さんこんにちは。
無垢スタイル建築設計の藤川と申します。
皆さんは家の防犯対策は何か行っていますか。
令和4年度に発生した侵入窃盗の件数はなんと36,588件も御座います。
その中でも一番被害に合っていたのは一戸建て住宅です。
全体の33%を占めており、12,074件も発生しております。
これは一日あたり33件も発生していることになります。
一戸建て住宅はマンションのように防犯カメラやオートロックのエントランスなどが無いため、比較的泥棒が狙いやすい傾向にあります。
よく考えると一戸建て住宅は意外と無防備な状態である事を認識して、大切な家族や家を守るための防犯対策が必要です。
対策をするにはまずは相手を知る事が大切です
では泥棒はどのようにして一戸建て住宅へ侵入しているのでしょうか。
実は半分くらいは鍵の閉め忘れです。
その次に多いのがガラス破りです。
いずれにしても窓が狙われやすいです。
日常でここは2階だから…すぐに戻るから…家にいるから…などと鍵を閉めずにいる事も少なからずあるかと思います。
しかし泥棒は計画的に犯行を行います。
皆さんの日ごろのスケジュールや動き方、何時に家を出て何時に家に帰ってくるか、何時から何時までは家に人がいないか、何時ごろ食事をして、その時間はどこの部屋に集まっているか、など綿密に確認してから犯行に及びます。
ゴミ出しの時も、少し買い物に行くときも、常に誰かに見られているかもしれないという意識を持っている事が大切かと思います。
ガラス破りの対策
鍵の閉め忘れは意識次第で対策できる一番の方法です。
しかし問題はガラス破りです。
窓からの侵入が多いのにもこのガラスがあるからです。
ガラス破りには焼き破り、こじ破り、打ち破りなどの種類が御座います。
これらの対策をきちんととる必要があります。
泥棒はまず鍵を閉め忘れている窓がないかを確認します。
鍵の閉め忘れが無い場合は、簡単に破れそうな窓はどこかを探します。
泥棒は騒ぎにならないようスピーディーに事を終えたいと考えています。
泥棒は侵入で5分以上かかると約7割が諦めると言われています。
侵入されそうになっても時間をかけさせ、諦めさせる対策も大切です。
時間をかけさせる対策は
- 防犯ガラスにする
- 耐熱ガラスにする
- 防犯フィルムを貼る
- 人感センサーライトをつける
- 補助錠をつける
などがあります。
泥棒に面倒、破るのに時間がかかると思わせる事が大切です。
後から出来る対策をご紹介しましたが、これから新築される方は
土地選びの段階では周囲の家との距離感、街灯の数、人通りの数などを気にしてみましょう。住宅の設計の段階では庭など含め死角が少ない間取りや配置、窓の数、外構計画、セキュリティシステム、など検討してみても良いかもしれません。
留守の時と在宅の時が露骨に分かりやすい家だと狙われる可能性が高まります。
在宅かどうかわかりにくいだけで泥棒に対してプレッシャーを与える事が出来ます。
いかがでしょうか。
泥棒に狙われない対策と狙われてしまっても諦めさせる対策が大切になります。
大切な家族が安心して過ごせる家として、何か防犯対策も検討してみませんか。
無垢スタイルではあらゆる観点から家づくりをしております。
もちろん防犯の意識も高く持って設計しております。
皆様が安心して暮らしていける家づくりをご提案させて頂きます。
▼無垢スタイルHP
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