【2025年最新】GX志向型住宅の補助金制度が終了|次年度制度に備えてできること

2025.08.28 Thu


こんにちは。
無垢スタイル建築設計 コンサルティング部 新築部門の菊谷です。

2025年7月、国が実施していた「GX志向型住宅」への補助金制度が、予算上限に達したため新規申請の受付が終了しました。
この制度は、省エネ性能や再生可能エネルギー設備を備えた高性能住宅の普及を目的に始まったもの。
太陽光発電・高断熱構造・高効率設備などを導入した住宅に対し、建築費の一部が補助されていました。

GX志向型住宅とは?

「GX志向型住宅」とは、

  • ・高い省エネ性能
  • ・太陽光発電などの再生可能エネルギー設備
  • ・高効率な給湯・空調システム
  • 光熱費を抑えられるだけでなく、快適な室内環境が得られ、環境にもやさしい“次世代の家”として注目を集めています。

    なぜ補助金が早く終了したのか?

    制度が始まると同時に申請が急増し、当初の想定を超えるスピードで予算が消化されました。
    背景には、

  • →電気代の高騰
  • →脱炭素への関心の高まり
  • →高性能住宅に対する需要の拡大
  • これらを背景に、制度開始直後から申請が殺到。当初の想定を大幅に上回るスピードで予算が消化されました。
    その結果、補助金を前提に計画を進めていた方や住宅会社にとっては想定外の早期終了となり、資金計画や提案の見直しが必要な状況になっています。

    補助金がなくても価値は変わらない

    GX志向型住宅は性能が高いため初期費用はやや高くなりますが、補助金がなくても長期的なメリットは大きいです。

  • ・光熱費の削減による経済効果
  • ・高断熱・高気密による快適な住み心地
  • ・資産価値や環境への貢献
  • これらは補助金の有無に関わらず得られるメリットです。

    今後の支援制度の見通しは?

    国はGX推進を継続しており、次年度以降の新たな補助金制度の発表は例年11月頃に行われています。
    さらに、地方自治体独自の補助金や、金融機関による低金利ローンなど、別の支援策にも注目が集まっています

    無垢スタイルの対応について

    無垢スタイルは「GX建築事業者」に登録しており、一部オプション対応を含めGX志向型住宅の建築が可能です。
    今年度の補助金は終了しましたが、次年度の制度を見据えて早めに計画を立てることが大切です。
    GX志向型住宅は、光熱費の節約・快適性・環境への配慮といったメリットが揃った住まいです。
    補助金が終了した今だからこそ、制度が再開したときにすぐ動けるように準備しておくことをおすすめします。

    「次年度の補助金が発表されたらすぐに動きたい」
    「補助金を活用してGX志向型住宅を建てたい」

    そんな方は、ぜひ無垢スタイル建築設計へお気軽にご相談ください。

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