上棟の日に雨が降っても大丈夫?|無垢材に強い無垢スタイルが解説します
2025.10.25 Sat
こんにちは、
新築コンサルの當間(とうま)です。
9月〜11月は、秋雨前線や台風の影響で雨の日が多くなります。
この時期によくいただくご質問が、
「上棟の日に雨が降っても大丈夫ですか?」というものです。
今回は、木造住宅の上棟時に雨が降った場合の影響と、
無垢スタイルの無垢材が雨に強い理由について解説します。
上棟時に雨が降ると建物に影響はある?

結論からお伝えすると、正しい乾燥管理を行えば心配ありません。
上棟とは、柱や梁などの構造材を組み立てる建築工程のこと。
木造住宅では木材が一時的に外気にさらされるため、
「雨で濡れたら腐ってしまうのでは…?」と不安に思う方も多いです。
しかし、無垢スタイルでは高い乾燥技術を持つ無垢材を使用しているため、
一時的に雨に濡れても構造的な問題はありません。
無垢スタイルの「無垢材」が雨に強い理由
無垢スタイルで扱う無垢材は、含水率20%以下の材木を標準採用しています。
木材の含水率とは、木の中にどれだけ水分が含まれているかを示す数値です。
含水率30%以下になると、細胞の結合水が抜けて水を吸いにくくなる。
含水率28%以下になると、導管が閉じてさらに吸水しにくくなる。
つまり、私たちが採用している無垢材は、もともと雨を吸い込みにくい状態にまで乾燥されているのです。
さらに、上棟後の現場管理においても、
濡れてもすぐに乾燥させる環境管理を徹底しており、含水率は再び20%以下まで戻ります。
そのため、上棟時の一時的な雨では構造体への影響はほとんどありません。
無垢材の家で快適な暮らしを
無垢材は、見た目の美しさだけでなく、調湿性・断熱性・香りといった自然素材ならではの快適性をもたらしてくれます。
木が呼吸するように湿度を調整し、夏はさらりと、冬はあたたかく過ごせる。
そんな“心地よい住まい”を実現できるのが、無垢材の家です。
文章や写真では伝えきれないのが、無垢材が生み出す本当の“心地よさ”です。
無垢スタイルのモデルハウスでは、実際に無垢材の香り・質感・空気のやわらかさを体感いただけます。
木のぬくもりに包まれる心地よい空間で、「こんな暮らしがしたい」と感じていただけるはずです。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

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