土地探しで失敗しないために|不動産業者と住宅会社は“見るポイント”が違います

2025.11.27 Thu

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こんにちは。
無垢スタイル新築コンサルティングの當間です。

家づくりを検討される方の 約7割が「土地を持っていない状態」からスタートします。
特に土地価格が高い さいたま市エリア では、「少しでも条件の良い土地を見つけたい」「失敗したくない」と感じる方が多く、土地探しの悩みも増えがちです。

しかし、ここで知っておきたい重要なポイントがあります。
 
『不動産業者と住宅建築業者では、土地を見る“観点”がまったく違う』

この違いを理解せずに土地を選ぶと、「買ってから後悔した…」というケースにもつながります。

そこで今回は、土地探しを成功させるために知っておくべき不動産業者の視点と、住宅会社(建築業者)の視点の違いを分かりやすく解説します。

■不動産業者の視点:土地の価値と情報量に強い

◎不動産業者が得意なポイント

・間口、接道、角地などの条件から正確に土地価格を評価できる
・多数の売地情報を持っており、比較分析がスピーディー

土地の“値段の妥当性”を判断する力は圧倒的です。

△ただし、不動産業者には苦手な部分も

・将来の隣地(空き地)の使われ方など、建築後の暮らしに関わる説明はほぼしない
・販売が目的なので、近隣トラブルの可能性に触れないことが多い
・夏至・冬至の違いによる日当たりシミュレーションは行わない

不動産業者は「土地を売るプロ」ですが、
その土地でどう暮らせるかという視点は薄くなりがちです。

■住宅建築業者の視点:暮らしやすさ・将来性・法規を読み取る

◎住宅建築会社が得意なポイント

・敷地と周辺環境を踏まえ、建てられる家の可能性を立体的に検証できる
・将来どんな建物が建つかを予測し、長期的な暮らしやすさを評価
・冬至の厳しい日照条件でも、日当たりを確保できる間取りを検証
・路線価・ハザードマップ・地盤など、判断に必要なリスク情報を提供

「買っても大丈夫な土地か」を最も正確に判断できるのが建築会社です。

△ただし住宅建築会社の弱点もある

・登記や開発行為など不動産実務の専門知識は限定的
・土地価格の交渉や不動産価値の分析は不動産業者ほど強くない
 

土地探しの鉄則|情報は不動産業者、最終判断は建築会社へ

土地探しは、不動産業者と建築業者のどちらも必要ですが、それぞれの役割を間違えてしまうと失敗につながります。
・不動産業者 → 情報量が豊富で土地の価格評価が得意
・建築業者 → 建物が建てられる土地かどうか判断するプロ

つまり、
「土地情報は不動産業者から集め、購入判断は建築会社と一緒に行う」
これが最もスムーズで、後悔しない土地探しの進め方です。

土地探しは“建てるプロ”と必ずセットで

土地は「買って終わり」ではなく、「建てて暮らしてから」が本番です。

不動産業者と建築会社の両方の視点をうまく活用すれば、日当たり・周辺環境・将来の変化・建築制限 などを踏まえた失敗しない土地選び ができます。

無垢スタイルでは、不動産担当者も在籍しており、住宅建築担当者とタッグを組んで土地探しに取り組みます。
お客様の土地探しから建物の設計、資金計画までワンストップでサポートしています。

「どんな土地を選べばいいかわからない」
「土地探しから相談したい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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