土地探しのヒント|購入前に知っておきたい6つの注意ポイント

2025.11.09 Sun


こんにちは。新築不動産総合コンサルタントの當間です。
今回は「土地を先行して購入する場合に注意すべきポイント」について解説します。

マイホーム計画を進める中で、「まずは土地を見つけてから家づくりを進めよう」と考える方は多いのではないでしょうか?
実際、弊社でも6~7割のお客様が土地探しから家づくりをスタートされています。

しかし、土地を先に購入したことで「理想の家が建てられなかった」「予想外の費用がかかった」など、後悔してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、土地購入前に知っておきたい6つの注意点を具体例とともにご紹介します。

土地購入前に知っておきたい6つの事例

【事例1】土地の予算を優先しすぎて家づくりの予算が足りなくなった


土地を購入してから建物の計画を立てると、「理想の間取りやデザインが予算オーバーで建てられない」という事態が起きがちです。

土地と建物のトータル予算を最初に設定し、資金計画を明確に立てることが大切です。
建築会社と一緒に土地を探すことで、建物費用とのバランスを見ながら検討できます。

【事例2】日当たりの良い土地と思ったら“うなぎの寝床”プランしかできなかった


「南道路=日当たりが良い」と思い込んで購入した結果、間口が狭くて窓が十分に取れず、思ったように明るい家にならなかった…という失敗例です。

土地の形状や隣家との距離も重要なポイント。
図面上の方角だけでなく、実際の敷地条件や日射シミュレーションを確認しておくと安心です。

【事例3】用途地域の制限で希望の建物が建てられなかった

「店舗を併設した住宅を建てたい」と思っていたのに、購入した土地が用途地域の制限により店舗建築が認められなかった、というケースもあります。

購入前に都市計画図で用途地域を確認し、建築可能な用途や建ぺい率・容積率を調べましょう。
建築士や不動産の専門家に相談するのが確実です。

【事例4】インフラ整備費が予想以上にかかった


上下水道・ガス・電気の引き込みが未整備の土地では、インフラ整備に数十万円〜100万円以上の追加費用がかかることもあります。

購入前に「前面道路に水道管・下水道が通っているか」「引き込みの距離はどのくらいか」など、現地調査でしっかり確認しておきましょう。

【事例5】地盤改良費が高額だった


土地購入後に地盤調査を行い、軟弱地盤が判明して改良費が想定外に発生することもあります。
特に埋立地や造成地では注意が必要です。

購入前に近隣データやハザードマップを参考にし、建築会社に地盤リスクの有無を確認してもらうことをおすすめします。

【事例6】季節によって日当たりが変わることを見落とした


夏至の時期に見学して「日当たりが良い!」と思って購入したものの、冬至になると太陽の角度が低くなり、想像以上に日当たりが悪かったという失敗もあります。

土地を見学する際は、季節ごとの日照角度を意識しましょう。
建築会社なら、シミュレーションで日照条件を確認することができます。

後悔しない土地探しのために

土地は「一生に一度の買い物」になることが多く、失敗したくないものです。
だからこそ、土地と建物を一体で考えることが何より大切です。

当社では、不動産のプロと建築士がチームになり、お客様の理想の暮らしを実現できる土地探しをサポートしています。

これから土地探しを始める方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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