【和モダン住宅 施工事例】自然素材に包まれた心地よい暮らし
2025.10.20 Mon
皆様こんにちは。
インテリアコーディネーターの横山です。
10月に入り、いよいよ秋本番。今回は、自然素材を活かした和モダン住宅の内装施工事例をご紹介します。
畳の小上がりや大谷石調のアクセント、洗い出し仕上げの玄関など、時間とともに味わいが増す素材選びにこだわった住まいです。


LDK:畳の小上がり×木の質感が調和するメイン空間
リビング・ダイニングには畳の小上がりスペースを設け、板の間にはスプーンカットのような立体的な加工を施しました。足ざわりが良く、窓外の緑の借景と合わせて落ち着いた時間が流れます。木の縦格子、天井の板張り、珪藻土の壁が空間に奥行きを与えています。
小上がり下の引き出しは、見た目を損なわずに収納力を確保するデザインです。
限られたスペースを有効活用することで、暮らしやすさが向上します。
キッチン:大谷石調クロスで上質なアクセント
キッチンの腰壁には大谷石調のクロスを採用。本物の石のような表情がありながら、施工性・コスト面でのメリットもあります。
和の雰囲気と調和する素材選びは、内装全体のバランスを高めます。
洗面:グレー×淡いグリーンタイルで上品に
洗面スペースはグレーのカウンターに淡いグリーンタイルを合わせました。
タイルの凹凸が光を受けて表情を変え、和モダンの空間とよく馴染みます。
トイレ:ブラックアクセント×本物の大谷石照明
トイレにはブラックのアクセントクロスを採用し、照明には本物の大谷石を使用。間接光がやわらかく広がり、静謐な雰囲気を演出します。
玄関:洗い出し仕上げとひのきの板張りで和の趣を演出
玄関は洗い出し仕上げの床とひのきの板張り壁を組み合わせ、入った瞬間から和モダンの空気感を感じられる設えにしました。
洗い出しはセメントモルタルから砂利や玉石が顔を出す伝統的な技法で、耐久性と美しさを兼ね備えています。