【間取りのプロが解説】“動線の良い家”で暮らしが変わる!家事・来客・衛生・通勤動線の考え方

2025.11.29 Sat

こんにちは。無垢スタイル 新築コンサルティング部の松木です。
注文住宅の間取りづくりでよく耳にするのが「動線計画」。
動線とは、人や物が移動するときに辿るルートのことで、家事動線・来客動線・衛生動線・通勤動線などがあります。
動線を正しく計画できると、暮らしの効率と快適性が大きく向上します。逆に考えずに作ってしまうと、「家事が面倒」「来客時に気を使う」「朝の準備が混雑する」など、毎日のストレスにつながることも。
この記事では、注文住宅の動線計画で特に重要な4つの動線を分かりやすく解説します。

家事が驚くほど楽になる「家事動線」の考え方

家事動線の中でも特に負担が大きいのが“洗濯”。最適化すると毎日の生活が本当にラクになります。

洗濯動線の基本ステップ

『脱ぐ』『洗濯する』『干す』『たたむ』『しまう』『着る』
この流れが短く・まっすぐ・シンプルになるほど、家事の時間は大幅に縮まります。

・洗濯機から干す場所はできるだけ近く
・濡れた洗濯物は重いため階段移動は極力避ける
・扉の開け閉めは少ない方がスムーズ

「ランドリールーム」「室内干しスペース」「ファミリークローゼット」などを動線上にまとめると、家事効率が一気に上がります。

見せたくない場所を見せない「来客動線」

来客時、玄関からどこへ案内するかを考えるのが来客動線です。生活動線と重なると、家族が気を使う原因になります。

来客動線で注意したいこと

・洗面所・浴室・ランドリースペースが視界に入らない配置に
・来客動線と家族の生活動線を交差させない
・来客中も家族がストレスなくトイレを使える動線にする
「玄関 → 客間(LDKや和室)」までのルートを“生活感が出ないように設計する”ことがポイントです。

衛生的でストレスのない「衛生動線」

トイレや浴室・洗面所などの水まわりは、衛生とプライバシーの観点から配置がとても重要です。

衛生動線のポイント

・トイレをキッチンやダイニングに近づけすぎない
・食事中に音が気になる配置は避ける
・玄関から洗面所が近いと、お子さまが帰宅後すぐに手洗い・入浴ができて衛生的
最近は、玄関近くに「手洗いコーナー」を設けて感染症対策をしやすくするプランも人気です。

朝の混雑を防ぐ「通勤・通学動線」

忙しい朝、家族が支度する場所が重なると混雑してストレスが増えます。

通勤動線で大切な工夫

・洗面化粧台周りは複数人で使える幅を確保
・廊下やすれ違いスペースは広めに
・玄関収納(SIC)で動線を渋滞させない
家族が同時に出発準備をしても、スムーズに動ける間取りが理想です。

動線を制す者は、快適な間取りを制す

動線を理解して間取りを作ることで、暮らしやすさ・効率・快適性が劇的に向上します。

・家事をラクにする「家事動線」
・生活感を見せない「来客動線」
・清潔さを守る「衛生動線」
・朝の混雑をなくす「通勤動線」

これらをバランスよく考えることが、後悔しない家づくりにつながります。

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