【住宅ローン基礎知識】長期固定金利のメリット・デメリットを徹底解説!
2025.10.11 Sat
こんにちは。無垢スタイル建築設計の大橋です。
今回は、マイホーム購入を検討している方に向けて、「長期固定金利型の住宅ローン」についてわかりやすく解説いたします。
住宅ローンを選ぶ際、「変動金利」か「固定金利」かは返済総額を大きく左右する重要なポイントです。
特に近年は金利上昇への懸念から、長期固定金利を選ぶ方も増えています。
長期固定金利とは?
長期固定金利とは、借入時に決めた金利が完済まで変わらないタイプの住宅ローンです。
たとえば35年ローンの場合、35年間ずっと同じ金利・返済額が続くため、金利変動の影響を受けません。
代表的なものに、住宅金融支援機構が提供する「フラット35」があります。
このタイプは「金利が上がっても返済額が変わらない安心感」が最大の特徴です。
長期固定金利の3つのメリット
1. 金利上昇リスクを回避できる
将来的に金利が上昇しても、契約時の金利がずっと適用されるため安心です。
変動金利のように返済額が増える心配がなく、長期的な安定返済が可能です。
2. 返済計画が立てやすい
毎月の返済額が一定なので、家計管理がしやすく将来設計が立てやすいのが魅力です。
教育費や老後資金の準備もしやすく、安定した家計運営が可能になります。
3. 精神的な安心感
金利のニュースに一喜一憂する必要がなく、安心して返済を続けられるという心理的なメリットも大きいです。
長期固定金利のデメリット
・初期金利が高め
変動金利に比べて金利がやや高いため、借入初期の返済額が多くなりやすい傾向があります。
・金利が下がっても恩恵を受けにくい
契約後に金利が下がっても返済額は変わらないため、「変動金利の方が得だった」と感じる場合もあります。
・繰上げ返済や借り換え時の手数料に注意
途中で借り換えや一部繰上げ返済を行う場合、手数料や違約金が発生するケースもあるため、事前に確認が必要です。
長期固定金利が向いている方
・毎月の収入が安定している方
・将来の家計を計画的に管理したい方
・教育費・老後資金などをしっかり準備したいご家庭
・金利変動による返済リスクを避けたい方
このような方には、長期固定金利型の住宅ローンが特におすすめです。
長期にわたって安定した返済ができるため、安心してマイホーム生活を送れます。
ライフプランに合わせた金利タイプを選びましょう
住宅ローンには「変動金利」「固定金利」「固定期間選択型」など、さまざまなタイプがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、ご家庭のライフプランや収支バランスに合わせた選択が重要です。
無垢スタイル建築設計では、物件のご提案だけでなく、住宅ローン相談や資金計画のサポートも行っています。
ファイナンシャルプランナーや提携金融機関と連携し、あなたに最適なローンプランをご提案いたします。
「どの金利タイプを選べばいいのか分からない…」という方も、
ぜひお気軽にご相談ください。安心・納得の家づくりを、私たちがしっかりサポートいたします。