不動産のベストな購入時期はいつ?年始とお盆明けが狙い目な理由を徹底解説
2025.12.21 Sun

こんにちは。建築コンサルの當間です。
12月に入り、今年もいよいよラストスパートですね。
「不動産はいつ買うのが一番良いのか?」
これは、不動産購入を検討している多くの方が必ず抱く疑問です。
結論からお伝えすると、不動産の購入に最適な時期は「年始」と「お盆休み明け」です。
今回は、その理由を不動産市場の動向を踏まえて分かりやすく解説します。
不動産の購入は「年始」と「お盆明け」がベスト
不動産市場には、毎年決まった繁忙期(流通量が増える時期)があります。
その代表が以下の2つです。
・1月〜3月(年始)
・8月後半〜9月(お盆休み明け)
この時期は物件情報が一気に増えるため、条件に合う不動産と効率よくマッチングできる可能性が高くなります。
不動産流通量が増える理由とは?
なぜ年始やお盆明けに、不動産が多く動くのでしょうか。
主な理由は、次のような背景があります。
①お正月に家族・親族が集まり話がまとまりやすい
年末年始は、家族や親族が集まる機会が多く、「家を売る」「相続した土地をどうするか」「住み替えを考えよう」といった話が具体化しやすいタイミングです。
②暦・家相・風水などで売却時期を決めている売主がいる
日本では、『暦』『家相』『風水』などを理由に、「今年中に売る」「年明けから売る」と決めている売主も一定数存在します。
結果として、年始に合わせて物件が市場に出やすくなります。
③相続物件が増える時期
年末から年始にかけては、相続の整理が進む時期でもあります。
相続が確定し、「売却する」という判断に至った不動産が市場に出回りやすくなります。
④不動産会社が年始から販売を強化する
住宅購入希望者が増えることを見越し、不動産会社や建売分譲会社は年始に向けて物件を一斉に売り出す傾向があります。
今は「値引き交渉」がしやすいタイミングでもある
現在の不動産市場では、大手建売分譲会社が高値で仕入れた土地・建物が売れ残っているケースも目立ちます。
その結果、『大幅な価格改定』『値引き交渉に応じやすい』『条件調整(引き渡し時期・設備追加など)』といった動きが出やすくなっています。
つまり、購入者側にとっては交渉余地のある「チャンスの時期」とも言えます。
良い不動産を買うために今から準備を
不動産は「タイミング」と「準備」で結果が大きく変わります。
・年始・お盆明けは物件数が増える
・条件に合う物件と出会いやすい
・値引きや条件交渉がしやすい
この流れを活かすためにも、事前に資金計画・エリア・条件整理を進めておくことが重要です。
良い物件は、情報が出た瞬間に動いた人が押さえます。
ぜひ、今のうちからしっかり準備を進めていきましょう。



