自然素材住宅とエコハウスの違いとは?無垢スタイルの考える“いい家”

2025.08.07 Thu

こんにちは。
無垢スタイル建築設計 新築コンサルタントの當間です。

住まいづくりを始めた方は「自然素材住宅」と「エコハウス(省エネ住宅)」という言葉をよく耳にするかと思います。どちらも注目されていますが、実はまったく異なるアプローチの家だということをご存じでしょうか?

今回はその違いについて、わかりやすく解説します。

自然素材住宅とは?|人にやさしい素材でつくる健康住宅

自然素材住宅とは、構造(柱・土台)や内装(壁・床)などに、自然由来の素材や再生可能な資源を使用した家のことです。

代表的な自然素材には、

  • ・無垢材(天然木)
  • ・漆喰
  • ・和紙
  • ・珪藻土
  • などがあり、化学物質を極力排除し、健康的な空気環境をつくることが目的です。

    特にお子様やペット、アレルギー体質の方にとって、身体への負担が少なく安心して暮らせる家として注目されています。

    エコハウスとは?|エネルギー効率を追求した省エネ住宅

    エコハウスとは、住宅で使うエネルギーをできるだけ減らし、環境負荷の少ない暮らしを実現する住宅のことです。

    たとえば、

  • ・【ZEH(ゼッチ)住宅】:断熱・省エネ・創エネによってエネルギー収支をゼロにする家
  • ・【LCCM住宅】:建設・運用・解体すべてを通じてCO₂排出量を最小化する家
  • といったように、断熱性・気密性・高効率設備・太陽光発電などの導入で、「買うエネルギー」を減らすことが目的です。

    実はまったく違う?自然素材住宅とエコハウスの違い

    項目 自然素材住宅 エコハウス(省エネ住宅)
    主な目的 健康・快適・素材の質感 エネルギー削減・環境負荷の低減
    使用する素材 無垢材・漆喰など自然由来のもの 性能重視で人工素材も含まれることが多い
    考え方のベース 「人にやさしい暮らし」 「地球にやさしい暮らし」

    このように、目指す方向がまったく異なるため、設計や仕様にも大きな違いが生まれます。

    無垢スタイルは“両方”にこだわる家づくり

    無垢スタイルでは、「自然素材住宅」と「エコハウス」のどちらか一方ではなく、両立を追求した家づくりを行っています。

    たとえば、

  • ・自然素材の無垢材や漆喰をふんだんに使用
  • ・高断熱・高気密の省エネ性能も確保
  • ・太陽光発電などの創エネ提案も可能
  • 人にも地球にもやさしい、“本物の住まい”をご提案しています。

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