「神は細部に宿る」無垢スタイルの “こだわりの家作り”

2025.10.30 Thu


こんにちは。設計のイシイです。
 
建築の世界には、長く語り継がれる名言が数多くあります。
その中でも、ドイツの建築家『ミース・ファン・デル・ローエ』の言葉として有名な
「神は細部に宿る(God is in the details)」は、建築業界でよく引用される格言のひとつです。(実は諸説あるのですが、それだけ多くの人に影響を与えた言葉でもあります。)
 
この言葉は、「細部まで丁寧に設計・施工しなければ、建築全体の完成度は高まらない」という意味で捉えられることが多いです。
私自身も設計に携わる中で、“ディテールの精度が建物の質を決める” と感じる瞬間が多々あります。

住宅建築においてディテールとは何か?


建築における「ディテール(detail)」とは、住宅の細部の納まりや仕上げの精度のことを指します。
例えば、壁と天井の取り合い、窓枠の見え方、建具のライン、素材の見切りなど——
ほんの数ミリの違いで印象や使い心地が変わることも珍しくありません。

ディテールには、機能性と美しさの両立が求められます。
見た目が整っているだけでなく、使いやすさ・メンテナンス性・耐久性といった“機能”も含めて設計されていることが重要です。

設計者と職人の共同作業が生む「美しい家」


私たち設計者は図面で“理想のかたち”を描きます。
しかし、その図面を現実のものにするのは、職人さんたちの確かな技術力です。
細部の納まりを理解し、材料の性質を知り尽くした職人さんの手仕事があってこそ、図面上のディテールが生きたものになります。

だからこそ、設計と施工の連携が良い家づくりの鍵です。
設計段階でディテールを丁寧に検討し、現場での職人さんとのコミュニケーションを重ねる。
その積み重ねが、「全体として完成度の高い家」を生み出していきます。

細部へのこだわりが、本物の美しさをつくる


家づくりにおいて、見た目のデザインや間取りだけでなく、見えない部分・細かな部分にまでこだわることが大切です。
「神は細部に宿る」という言葉の通り、ディテールへの意識こそが、長く愛される家・美しく機能的な建築をつくるための基本なのだと思います。

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