北欧の灯り 3つのコツ

2023.05.15 Mon

こんにちは。
インテリアデザイナーの関口です。
 
いい季節ですね~。
この時期の気温20~25度くらいが一番過ごしやすくて好きです。
 
我が家の菜園ではそら豆がぷくぷくと育ち、2回目の収穫を楽しみました。
うちの旦那さんは「そら豆はクサイ」と普段は手を付けないのですが、採れたては「旨い!」と言って毎年感動しています。笑
あと3回収穫できるかな~。
 

 
さて本日は前回の北欧家具からの流れで、北欧の「灯り」のお話です。
”お家を北欧っぽくしたいけどどうしたらいいの!?”
”コツは?ポイントは?”
とお悩みの方の為に、ここでじっくり紐解いていきましょう!
 

 
皆様ご存じのとおり、北欧の人々は「灯り」をとても大切にしていますね。
それは日照時間が短く、夜が長いから。
 
でもそれだけでしょうか?
ただ明るくするならシーリングライトやダウンライトだらけにして隅々まで照らせばいい話ですよね。
でも北欧の人は家中をまんべんなく明るくする、、なんて事はしません。
 
何においても「デザイン」を追求する北欧の人々。
実は「灯り」も暮らしに寄り添う、大切な「デザイン」なのです。
 
具体的には、、、
 

①有機的なデザイン

 
植物や自然界の姿に着想を得たデザインが多くあります。
これはテキスタイルにも共通していますね。
 

アーティチョーク(アザミの花のつぼみ)

 

 
これがアーティチョークのつぼみです。
中の柔らかい部分は食べられるんですよ!
 

 

ビーハイブ(蜂の巣)

、、、よくハチの巣を見て照明にしようなんて思いましたよね。。。
でもステキ。
 

 

②ひかえめな明るさ

乳白色のセードからにじむ光や隙間から漏れ出る間接光が、柔らかい灯り溜まりを作ります。
 

PH5

ダイニングのPH5やトルボーはテーブル面から60~70㎝がベスト!
低~く吊ってあげて下さい。
 

 

③低い位置で灯る

陰影を楽しむには天井からの光より低い位置の光!
目線より下に光源があると影の空間も視界に入るので、灯りだまりがより引き立ちます。
 

フロアスタンド、ペンダントライトなど

 

 
他にも、
・暖かい光の色(キャンドル色~電球色/2000~2400ケルビン)
・まぶしさを感じさせないセード形状
などがあります。
 
どうでしょう。
ポイントは掴めましたか?
 
ペンダントやスタンドライトは、引っ掛けシーリングやコンセントがあればすぐに取り入れられます。
お気に入りの照明を見つけてぜひお試し下さい。
その際、ダウンライトやシーリングライトは消してくださいね!
 
今日ご紹介した照明はすべて北欧ヴィレッジに設えています。
夕暮れ時からのヴィレッジはまた格別の優雅さを見せてくれます。
是非体感しにお越しくださいませ。
 

 
 

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