デザイン豊富なインテリアとしての障子

2019.10.01 Tue

こんにちは、

無垢スタイル建築設計 インテリアデザイナーの石川です。
 
無垢スタイルに来て下さるお客様の中で人気なインテリアスタイル第1位はナチュラルテイストですが、その他に根強い人気があるものの一つに和風テイストがあります。

和室や畳コーナーをそもそも設けないおうちも増えてきてはいますが、やはり日本人として和室はほっと落ち着く空間ですよね。

その中で今回は障子についてお話したいと思います。
 
よく目にするのは荒組障子という縦と横の桟を荒く組んだ障子かと思います。

クセがなく現代の和洋折衷のおうちにも取り入れやすいデザインです。


無垢スタイルでも障子の中ではこのデザインの採用率が一番多いです。

でも障子にもいろいろな種類がある事、ご存じでしょうか?

旅館に行くと見かける伝統工芸を取り入れているような物は金額も張ってしまって、なかなか採用が難しいというのが正直なところです。素敵で見惚れてしまうんですけどね!

実は採用しやすい物も多数ございます。

縦方向の桟が多い縦繁障子、

横の桟が多い横繁障子、

下部に腰板が設けてある腰板付き障子…

地域によって呼び方が異なる事もありますが、一言に障子と言ってもいろいろな物があるんですね。

また見た目のデザインだけではなく、外に積もる雪を楽しめるよう下半分がガラスになっている雪見障子など…
 
先人達の住まいに対する美意識や日々の生活の楽しみ方がぎゅっと詰め込まれている障子。

障子にこだわってみるのも自分らしいおうちを実現するヒントになるかもしれませんね^^

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