歴史的建造物から学ぶモジュールの凄さ

2019.12.19 Thu

こんにちは。
無垢スタイル建築設計 設計の石井です。

 

先日「白銀比」とはというようなブログをアップしたのですが、こういう仕事していると数字というのはなかなか奥が深いものだと感じることが多いです。
いくつになっても成長せねばと、部署で研修に行ったりしますが、先日も研修中にいろいろ考えさせられました。

 

「モデュロール」や「モデュ-ル」という言葉を聞いたことがありますか?

モデュロールはル・コルビュジエが作り出した造語なのですが、先日のブログにアップした「黄金比」を基に建造物の基準となる寸法を出したものです。
人体の寸法(人が手を挙げた時の高さ)などともいわれ、その寸法を黄金比で割り込んでいくというような寸法になるとのことで・・
(建築士の試験で出たような・・)
世界の建築家にも影響を与えているそうです。

先日、研修旅行で行った旅先で、旧帝国ホテルと旧甲子園ホテルのモデュ-ルが違うと学びました。
旧帝国ホテルはフランク・ロイド・ライトの設計の建物であり、旧甲子園ホテルはライトの弟子である遠藤新で、ライト式デザインの建物です。

確かに似た建物なのですが、後から建てられた旧甲子園ホテルは西洋式デザインでありながら、日本になじみのある尺モデュ-ルで作られているとのこと。
生産性を考えて予算削減をしたためだそうです。

 

よく使うものや、汎用性の高いものだったりすると部材でも単価が安くなったり、慣れた作り方をすることで費用の削減もできると改めて気づかされました。
そんな積み重ねで家も出来上がっていくのですね。

無垢スタイルの公式SNSで最新情報をチェック!
  • Facebook

ARCHIVE