【自然素材の使い方】外部に木材を使用するコツ
2023.06.20 Tue
こんにちは、建築コンサルティング部、新築部門の大林です。
今回は、お客様からよくご質問をいただく、
外部に木材を使用する場合の注意点やコツなどを少しお話させていただきます。
メリットの多い自然素材を使った住宅、注意点は?
私たち無垢スタイル建築設計では、自然素材をふんだんに使った家づくりをしております。
自然素材と言っても色々な素材があり、その中でも代表的な自然素材は
やはり木材ではないかと思います。
木材を使った内装などは、肌触りが良かったり、
時間が経つにつれて色合いが変化して味が出て美しくなっていきます。
また、断熱・保温効果があり年間を通して快適に過ごすことができ、
調湿効果によって湿気や乾燥を防止したり、ダニやカビの発生を抑えたり、
空気を清潔に保ったり、木の香りでリラックスできたりと、たくさんのメリットがあります。
家の外に木材を取り入れる場合は?
一方外部に木材を使用する場合は、外壁や軒裏に羽目板を貼ったり、
格子のアクセントを入れたりすることがあります。
外部に木材を使用すると、外観上独特の深みが出たり、ナチュラルで温かみがある雰囲気が出ますので、
外壁に一部木材を使用したいとイメージしていらっしゃるお客様も結構多くいらっしゃいます。
ただその時に皆さま気にされるのは、経年変化による美観がどうなのかということと、
メンテナンスの手間、費用がかかるのではないかという心配があるかと思います。
そこで私がいつもお客様にお話させていただいているのが、
外部の木は使う場所を工夫すれば外観も良くなり、
メンテナンスも比較的かかりにくいということです。
家の外で木材を使う際の注意点は?
外部で木材を使用する際に2つのポイントがあります。
- point.1 雨が当たりにくいこと
- point.2 直射日光があまり当たりすぎないこと
例えば軒がほとんど出ていない外壁部分に羽目板を貼ると、雨や日差しにさらされるため、
劣化や色あせが早く、反ったり腐ったりという原因にもなります。
そこでお勧めなのは、軒裏や、屋根で囲われて雨が当たりにくい壁に羽目板を貼る方法です。
例えば玄関ポーチが奥まっていたり、
袖壁を出して2方向、3方向が壁で囲まれているような場所に
羽目板を貼ると外観のアクセントにもなり、デザイン性も上がります。
自然素材の家づくりは無垢スタイルにお任せください!
内装も外装も、木は適材適所で使うこと、
適切な場所に適切な材料を選定して使うことが大事です。
皆さまもぜひご検討ください。
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