無垢スタイルの古材再生!

2006.02.13 Mon

古材と漢字で書いてどう読みますか?
(フルザイ)?それとも(コザイ)?
(フルザイ)と読むとなんとなく聞こえが悪いですが、建築材料のリサイクルなわけです。
最近、建築材料の主役となりおおせた、集成材は年月がたつと、糊の劣化や、表面の汚れが目立ってくるだけですが、無垢の材料は年月がたつと、乾燥が進み、より丈夫になり、表面もなんともいえない味がでてきます。
昔の民家の古材の表面は一見するとすすけて汚らしく見えますが、この「すす」は木を腐朽から守る働きがあります。
築300年の家を先日解体しましたが、いまだに「木」の香りがします。
現在では、なかなか手にはいらないような材料もふんだんに使用されており、しかも乾燥もすすみ、
これ以上狂いようがない状態の材料です。
古材というのは、ただのリサイクル商品ではなく、年月とともに成長してきた材料ともいえます。
こんな優れた材料をただ、捨ててしまったり、燃やしてしまったりしているのが、日本の現状です。
住宅の平均寿命が一番短いのも日本です。
大量消費社会の代表のようなアメリカは、実は中古の住宅がもてはやされ、「廃材」という言葉すらありません。
古材のことを、米国人は「Reclaimed Wood」と呼んで大切に扱っています。
古材には長年風説に耐えてきた無言の存在感があり、現在のどのような先端技術をもってしても、作り出せない風格があります。
無垢スタイルでは、古材販売も行っております。興味のある方は、こちらへ
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