温故知新から学ぶ ~第5章 鶏鳴狗盗(けいめいくとう)の巻(1)~

2006.06.14 Wed

こんにちは!おさむっくです。朝マックと聞き間違えないように気をつけてます。。。
さて、すっかりお馴染みになりました(!?)『温故知新から学ぶ』ですが、今回のお題は『鶏鳴狗盗(けいめいくとう)』。
前回の『先ず隗よりはじめよ』に引き続き、これも史記ネタです♪
前回の『先ず隗よりはじめよ』では色々な反響を頂きましたっ!まずは、長すぎる・・・。。。次に、漢字が読めない・・・(汗)
終いに、総合的に読む気がしない。。。オウマイガッ/T0T)/←その時おさむっくは、こんな感じで放心状態でした。そしてガンジーのように強い人になろうと思いました。。。
でもそんなお言葉にもめげずに、おさむっくはしばらく史記ネタでいこうと決めております。
そして、今もの凄く思うこと、それは史記(やガンジー)を話しに取り上げている時点で、茶の間のアイドル(第3章冒頭参照)にはなりえないということ。。。(絶句)
相変わらず脇道好きなおさむっくですが、本題に入りたいと思います。では、物語をお楽しみ下さい。
今回も長くなりそうですので何篇かに分けて物語を進めたいと思います。
戦国時代(紀元前300年頃、ちなみにこのころ日本は弥生時代初期です♪)に、賢人と名高い4人がいました。
その4人の中の1人に、斉(せい)という国に住む“孟嘗君(もうしょうくん)”という人がいました。変な名前ですが、そういう名前です。
鶏鳴狗盗の話しに入るにあたり、孟嘗君のエピソードを少し話しておきたいと思います。
この孟嘗君ですが、生まれは5月5日。当時、5月5日は『厄除けの日』とされており、“厄除けの日に産まれた子供は、親に害をなす”といわれておりました。迷信深い時代でしたので、当然のように父親は、生まれ立ての赤子を抱く母親に向かって「その子を育ててはならん」と言いました。
ちなみに、この時代、正室、側室なるものがおり、1人の夫に対して、妻は何人もいました。特にこの孟嘗君の父親は数多くの側室がおり、子供の数も40余人おりましたとさ。。。
父親からすれば、その40余人の内の1人ですが、母親にとっては違います。産まれた日がたまたま凶日だったとしても我が子を殺せるはずがありません。そこでこっそりと育てたのでした。
20年の歳月が流れ、孟嘗君は成人しました。そして、その挨拶をしに父親のもとへ行くと、案の定、父親は母親に向かってこういいました。
「あの時、育ててはならんといった子を育てたのか!」 そこで孟嘗君はこう言いました。
「父上にお尋ねしたいことがあります。5月5日生まれの子を育ててはいけないというのはなぜでしょうか?」 すると父親は答えました。
「5月5日生まれの子は、背が戸口の高さまでになると親を殺すと言われているからだ!」 それを聞いて孟嘗君は言いました。
「すると人の運命は天から授かるものでしょうか。それとも戸口から授かるものでしょうか。人の運命が天から授かるものであれば、戸口を気にする必要はなく、もしも戸口から授かるものなのであれば、門の戸を人の背が届かないくらい高くすればすむ事でございます。」
そう言われて、父親は何も言い返すことが出来ず、もはや凶日に産まれたという口実で「孟嘗君を殺せ」とは言えなくなってしまいました。
孟嘗君にまつわるこの話しは「この父親はろくでもないやつだなぁ~」で終わらせることはできないと思います。
それは、この時代の背景を少し知らないとわからないかもしれませんが、この時代、言い伝えというものは大変重要視されていました。
「言い伝え=歴史の貴重産物」という考えでしょう、“言い伝えを守るのは当たり前”という時代です。
言い換えれば、観念、先入観と言えるでしょうが、それは今の時代にも当てはまることだと思います。
それまで当り前と思っていた事について、人から言われて間違っていたことに気付いたことはありませんか。
結局、核心をみているつもりが、実は核心を覆ってしまっている“何か”を見て、それが核心なんだと思いこんでしまってはいませんか。
現代にあてはめてみれば、この情報化社会の中で、この化学製品に囲まれた生活の中で本当に“何が正しいのか”“何が本物なのか”って気付くことが出来ますか。
この話しが訴えていること、それは『大切なのは核心であり、核心に気付くこと、そのために観念にとらわれることなく物事を捉えること』ということが一つ上げられると私は思いました。皆様はどのようにお感じになりましたか。
でもそのためには他人の力が必要な事だってあると思います。
きっと孟嘗君の父親は歯がゆい思いをしたと思います。でも、ある意味『目からウロコ』だったと思います。
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無垢スタイルには『目からウロコゲッター』(←今勝手につけました) が様々な分野ごとにおりますよ♪
はてさて、ひと段落ついた所で、今回の話はこれまでとさせて頂きます。でも孟嘗君の物語はまだまだ続きます。お楽しみに♪
そのうち鶏鳴狗盗の話しもでてきますのでいましばらくお待ち下さい。。。汗  温故知新から学ぶ~第4章 鶏鳴狗盗の巻(2) ~につづく

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