日本の家の寿命が短いのはなぜ? 永く住み継げる家づくりとは

2020.09.13 Sun


こんにちは。コンサルティング部 新築部門の蒲谷です。
 
昨今北欧が注目され人気となっておりますが、それは家も例外ではありません。
 
「北欧住宅」が人気の理由はなんでしょうか?
北欧の家と日本の家はどのように違うのでしょうか?
 
今回は、北欧住宅の人気の理由と、従来の日本の家との違いについてお話しさせて頂きます。
 
北欧住宅が人気の理由としては、
「シンプルでモダンな外観」
「断熱性や気密性に優れた高い機能性」
「木の温もりが心地良い内観」
などがあげられると思います。
 
北欧の家は、「自然と共に暮らす家」として、木と自然光を取り入れたスタイルが特徴的です。
木の風合いは時と共に少しずつ変化し、愛おしい存在になっていく…そんな風におっしゃる方もいらっしゃいます。
 
手をかけて(メンテナンスをして)永く住み続けることが文化になっており、家の寿命も長いと言われています。
 
一方日本の家はどうでしょうか?
 
日本の家は、高度成長期、戦争の影響などから、とにかく家を建てないと住むことができない状況があり、「質より量」が重視されてきました。
 
その為、安く大量生産できる新建材(自然素材と同等の機能や外観を持つように作られた人工建材)を使った住宅が多く建設されました。
 
新建材は、安価で加工が簡単などのメリットもありますが、何十年と経過すると醜く劣化してしまいます。
そのこともあり「日本の家は20~30年で住み難くなる。」と言われているのです。
 
たった30年で建て替え時期となる日本の住宅は、世界各国と比べてとても短命です。
 
いま日本は、戦後の住宅づくりの基本だった「つくっては壊す」フロー消費型の社会から、「良いものをつくって、きちんと手入れをし、大切に住み継ぐ」ストック型の社会への大きな転換を迫られています。
 
無垢スタイルでは、住宅の長寿命化を促進し、デザイン性や暮らしやすさの追求はもちろん、数世代にわたり住み継ぐことの出来る住宅性能を重要視しています。
また、維持・補修・メンテナンスを行うことで、自然素材の経年変化を楽しめる長期優良住宅を目指します。
 
現在コロナの影響により、リモート等で家にいる時間、家族と過ごす時間が増えている中、家づくりにも変化が起きています。
家に求めることも変化し、生活も変化し、家に快適さや癒しを求められているのです。
ぜひ無垢スタイルのモデルハウスに、快適な空間や癒しを体感しに来てください。お待ちしております。

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