快適な室内環境が実現できる床下エアコンの魅力

2023.08.25 Fri

こんにちは!
建築コンサルティング部新築部門の松木です!
今回は、冷暖房システムとして注目を集めている『床下エアコン』について書きたいと思います。
快適な室内環境を実現し、エネルギー効率を向上させる方法として、床下エアコンに注目が集まっています!!
一般的には、空調システムと言えば、各部屋にエアコンを設定し、局所的に冷暖房を行うことが主流で、アメリカで主流のセントラル空調の全館空調は日本でも普及してきています。
では、『床下エアコン』とはどんな仕組みかというと、エアコンの暖気を床下に吹き込み、床面に設けるガラリ(吹き出し口)から室内に取り入れて、全館空調を行う方法です。
ガラリの他、床からの輻射熱効果もあり気流を感じにくく、足元から適度な室温をエアコン1台で実現できます。
 

 

↓エアコンの設置イメージ


 

↓吹き出し口のイメージ


 

『床下エアコン』の注目が高まってきたことポイントが4つあります。

ポイント➀ 効率的な温度分布!

床下で暖められた空気が床面から室内全体に均一にエネルギーを供給することができる為、冬の寒い日には、足元からの暖かさを感じることができ心地良い空間となります。
 

ポイント➁ 効率的なエアコン利用でランニングコストが抑えられる!

高気密高断熱住宅であることでよりランニングコストの効果を期待できます。
床下に向けて設置されたエアコンから温風を送る為、室内の上部に溜まる暖気を有効に利用します。
これにより迅速な温度上昇が可能となり、エネルギー消費が削減されます。
また、熱交換型1種換気と組み合わせることによって、エネルギーロスを最小限に留めることでランニングコストの効果がUPします!
 

ポイント③ 初期費用の軽減!

床下エアコンの場合、通常のエアコン1台程度で済み、床暖房や蓄熱暖房、全館空調と比べても初期費用を抑えることができます!
 

ポイント④ 室内空間のスッキリとしたデザインと空間の有効活用!

床下エアコンの場合には、室内空間のレイアウトに制約が少なくなり、壁面や天井に設置する必要がない為、見た目のスッキリ感とスペースの有効活用が可能となります。
 

一方で下記のようなデメリットもあります。

床下の定期的な清掃、床下の湿度管理を行わないと夏場に基礎で結露を起こす可能性があります。
効率的な温度調節と省エネルギーの面で魅力的な選択肢でありますが、住宅の性能や施工方法や技術力・実績が必要となる仕組みの為、ご自身の住宅の状況やニーズに合わせて、メリットとデメリットをバランスよく考慮して選んでいただければと思います!
 
無垢スタイルでは、
様々な空調システムを活用した住宅を体感できますので、是非一度、ご自身にあった住宅をご体感ください!!
 
 

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