二世帯住宅の間取り3選!
2025.01.18 Sat
こんにちは!
設計室の依田です。
新しい年を迎え、早くも一か月が経ちますね🎍
2025年のスタート、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は先日、インテリアコーディネーターの横山さんとスノーボードをしに行ってきました🏂
新年早々ウィンタースポーツを楽しめ、先輩との仲も深められたので、良い年のスタートを切れたのではないかと思います!
改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
二世帯住宅の間取り例
さて、今回は二世帯住宅の3つの間取りスタイルについて、施工事例とともにまとめました!
間取りも大公開しちゃいますので、二世帯住宅をご検討されている方は要チェックです👀
1. 完全共有型
1つ目は完全共有型。
全てを共有物とするスタイルで、キッチン・洗面・お風呂・玄関全てを2世帯で一緒に使います。
狭い土地に建てる方や、コストをあまりかけられないお客様でも、このスタイルなら2世帯住宅の実現が可能です!
デメリットとしては、お互いのプライバシーがほとんどなくなってしまう点と、生活時間帯を合わせなくてはならない点ですね。
子世帯側は共働きだとどうしても親世帯側より夕飯の時間が遅くなってしまったりするので、完全共有型はなかなかハードルが高いと思ってしまう方も多いのではないでしょうか?
2. 部分共有型
完全分離型は難しい!けど予算的にも…というご家族には部分共有型がおすすめです。
一部を共有とする部分分離型のパターンはたくさんあります!
例えば玄関だけ共有のパターン。
生活時間帯が異なるからこそ、一般的な玄関の空間でも十分な広さを使えて、無駄がありませんね。
お風呂と脱衣の空間を共有するのもおすすめです。
こちらも個別に違う時間帯に使う空間なので共有しても不便さは感じないかと思います。
【I様邸の間取り】
I様邸では玄関とお風呂・脱衣を共有スペースとした、部分共有型の間取りを作成しました。
朝の忙しい時間帯に使う洗面や、家族の生活時間へ影響するキッチンは1階と2階それぞれに設けることで、ストレスを軽減し、代わりにLDKを広く取れるようにしました。
3. 完全分離型
完全分離型は、お風呂・キッチン・玄関・LDK全てを別々にするパターンです。
生活はしっかりと分けつつ、子供を預けやすかったり、親世帯に何かあった時にすぐに駆け付けられる距離にいるのは安心できますね。
【M様邸の間取り】
M様邸は玄関以外を上下階で完全分離型とした間取りです。
お互いの存在をほんの少し感じつつ、ストレスフリーな住宅を目指しました。
上下階で分ける場合には各部屋の配置にも配慮が必要です。
例えば、お風呂やトイレの下に寝室を設けてしまうと排水の音が気になってしまったり、子供部屋の下だとドタドタと足音が気になることもありますので注意が必要です。
【O様邸の間取り】
O様邸では、親世帯は平屋、子世帯は二階建ての間取りを組み合わせた面白い形をご提案しました。
O様邸は玄関も分ける完全分離型で、繋がっているのはたった一面の壁のみになります。
この部分に防音対策をすることで、お互いの声もほとんど聞こえず、まるで隣家のような存在になります。
二世帯住宅で同居となると、どうしても嫁入り側、婿入り側が負担になってしまいがちですが、これなら全く負担にならず、けれど何かあった時にすぐに助けられる距離で生活することが可能です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
ご家族の生活スタイルやご予算、お土地の状況により、①完全共有型、②部分共有型、③完全分離型のどれがピッタリか、ご家族で考えてみてもいいですね。
二世帯住宅はどうしてもお家の大きさが大きくなってしまいご予算をオーバーしてしまうケースが多く、その中でなるべくコンパクトに、且つ各世帯のプライバシーや音問題を解決できる間取りを作るのは至難の業です。
しかし、そこはプロの私たち設計士にお任せください!
ご家族の生活スタイルにピッタリな間取りをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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2つの吹き抜けでコミュニケーションはずむ2世帯住宅

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