換気と気密について

2023.02.24 Fri

こんにちは!
建築コンサルティング部新築部門の濱中です。
 
私は4歳から重度の花粉症で、毎年この時期は頭を悩ませていますが、皆様はいかがでしょうか。
 
特にこの花粉が多いこの時期に大切になる、換気についてご紹介させていただければと思います。
 

まず換気について法律があるのは、皆様ご存知でしょうか

1970年代以降、省エネ住宅が復旧し、高気密・高断熱が当たり前になったことで、昔は家のそこら中にあった隙間でしていた、自然換気がされなくなり、室内の空気が循環する自体が起きました。
更にその後のバブル期の建売需要が高まることで、安価かつ誰でも施工することのできる、新建材(合板フローリング・ビニールクロスなど…)が流行り、新建材に含む有機溶剤を人が吸い込むことで、シックハウス症候群が流行しました。
 
それらの自体を対策するために、建材自体を規制する法律や、室内の空気環境に対する換気の法律が定められました。
 
具体的にどのような換気の法律かというと、2時間に1回室内の空気が入れ替わる換気計画(24時間換気)をしなければいけないという法律になります。
 
ですが、ここで注意が必要です!!!
 
ただ24時間換気システムは、高気密・高断熱を前提としたシステムのため、ただ導入すれば良いわけではなく、一定の気密性能を担保していることが重要になります。
 
弊社では、平均値で0.33という数値ですが、大手ハウスメーカーでは一般的に平均値5.0程と言われています。
 
弊社の平均値の0.33と、大手ハウスメーカーの一般的な平均値の5.0でどのくらい差があるのか、わかりやすいグラフがあるので、御覧ください。
 

 
図の通り、気密性が違うだけで、約4倍程の換気量の違いがあります。
 
折角、国が健康のために基準を定めていても、メーカーによってこれだけの換気量の差があると、とても不安ですよね…。
 
なので、弊社ではお客様にご安心していただくために、全棟気密測定を行っています。
 
是非弊社の健康・安心・快適なモデルハウスを体感していただき、皆様の快適な家造りの参考にしていただければと思います。
 
ご来場お待ちしております!!
 
 

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