時代は流れ、生まれ変わる

2023.02.17 Fri

皆さまややご無沙汰しております設計室の中野です。
今日は私の散歩コースで、すごーく気になっていた建物を紹介します。
そう『気になっていた・・・』過去形なんです。
 

 

この建物はなんだと思いますか?

これはとある企業の社宅でしたが、もう何年も空き家として管理されていました。
※建築士っぽく言うと外壁が打ちっぱなしの壁式構造のRC(鉄筋コンクリート)造3階建て共同住宅です。
 

 
この大きな門型になっている部分は吹き抜けになった階段室ですね。
ひとつの階段室から各階ごと左右にそれぞれの家の玄関(ドア)があります。(スチール製手摺のデザインも凝ってますねぇ)
 

 
階段室の吹き抜け部分(写真右手側)は後ろから見るとこんなに凝った造形です。
また、バルコニーの物干し金物にもびっくりですが、現在でも人気のデザインですね!
 
おそらくこの建物は1970年代頃に建築されたと(勝手に)予想していましたが、その頃はいわゆる『団地』という鉄筋コンクリートの公団住宅があちこちにありました。(今もURという名称でテレビCMもやってますね)
有名どころでは「多摩ニュータウン」や「高島平団地」「たまプラーザ・・・」
 
実は、私も子どもの頃に団地に住んでいたのでこの建物には特に興味を持っていました。
(実は、やや廃墟マニアだったりもして!?)
 
今でもその団地の間取りはうっすらと覚えているのですが、この建物の外観デザインから察するところ、おそらくその一般的な『団地』とほぼ同じ間取りではないかと考えていました。
 

でもでも!この建物のデザインってなんだかかっこよくないですか??


 
私たちの知っている『普通の団地』は、ティッシュボックスのような形ですが、この打ちっ放しのコンクリートの外壁で、さらに薄いコンクリートで中空に浮かせたようなバルコニーや、天井までの窓(よく見ると障子が入ってます)、そしてこの外観全体はリズム感のある凹凸にして等々、私の住んでいた『団地』を現代風にかっこよくデザインし直した感じです!
 
同じ団地でも全然違うデザインが出来るんですね。
 
ただ、この建物は大手企業の社宅だったので、住宅需要に応えるために量産された『団地』とは違い、設計や施工状態からしてかなりのコストをかけている感がありありですが(汗)
(しかも施工がきれいで雨水の処理のための細部の納まりも基本に忠実です)
 
懐かしくもカッコイイ建物の話で前置きが長くなりましたが、この土地にはグループホームという高齢者施設の建築計画が決まり、建物はすでに解体されてしまいました。
新築当初に入居していた両親はおそらくそういった施設を利用する年齢になって、ひょっとするとまた同じこの土地、この場所で暮らすなんてこともあるかも?
 
建物もそのデザインも、そして住んでいるひともその時代と共に変わっていくんですね。
 
このブログを読んでいただいた皆さまにつきましても、その土地での楽しいマイホーム計画をぜひ無垢スタイルに相談してみてくださいね。
 
私も新しい展示場にてお待ちしております。
 
 

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