住宅価格高騰はいつまで続く?

2024.04.18 Thu

建築コンサルティング部の河原崎です。
 
春の心地よい気候はあっという間に過ぎ去り、初夏の暑さが印象的な日々が続いております。
無垢スタイルの「北欧ヴィレッジ」に桜の木があるのですが、毎年開花が早く今年は3月中旬に開花し下旬には完全に散りました。
5月頃には毎年さくらんぼが収穫できるので楽しみです。
 
今年の夏は猛暑となる見込みとのことですので、皆様体調には十分お気をつけください。
 

今回のテーマは「住宅価格の高騰」についてです。

今後、住まいづくりを具体的に検討していく予定がある方向けの内容となっております。
 
インターネットで住宅価格について調べてみると、様々な専門家の方が独自の観点から予想している記事を確認できます。
価格が下がると予想している人もいれば、高騰が続くと予想している人もいる。
そんな状態です。
 

実際にはどうなっていくのか。

私個人的な意見を最初に申し上げますと、「建売は安くなり、注文住宅は横ばい、土地は高騰続く」です。

建売住宅の価格

あくまで、無垢スタイルがメインとしている埼玉県エリアでのお話にはなりますが、建売住宅は在庫が目立っております
 
大手建売メーカーに勤める友人(さいたま市勤務)に話を聞くと、建売の販売は年々減少していて最近では500万円の値引きをした物件もあるだとか。
土地で売った方が利益も出るため今は土地売りに力を入れているそうです。
 
ただ、販売が好調のエリアもあるとのことで場所によって状況は大きく異なるみたいです。
 

注文住宅の価格

注文住宅に関しては、コロナウイルスが影響したウッドショックが落ち着いたとはいえ、運搬費や生コン、ガラスや鉄、住宅設備がじわじわ上がっておりますので、価格が下がることはなかなか考えづらいです。
 
この前ネットの記事で、「大手 30坪 4000万円」という見出しの記事を見ました。
詳細を確認してみると、注文住宅は高所得者でないと買えないような状況になることが予想されるとありました。
 
注文住宅はローコストメーカーもたくさんありますので、「高所得者しか」という書き方は少し極端に感じますが、それだけ価格は高騰したということです。
すぐにまた価格が上がる可能性は薄いかもしれませんが、横ばいが一定期間続いた後緩やかにまた上昇していく予想です。
 

土地の価格

土地については、価格が安くなるという記事がネットには多い気がしますが、埼玉県の主要エリアではその見込みは薄いと考えてます。
需要が供給に追いついていないエリアは埼玉県には非常に多く、「不動産バブルの再来」と言われているほどです。
 
実際に、私達は土地のお手伝いから関わらせていただいておりますが、年々、価格上昇を実感しております。
取引のある会社の担当者に聞いてみても、高く出しても買ってくれる人が多い状況で安く売る必要が全く無いと言っておりました。
 
私達としては、いい建物を建てたいという気持ちが強いので土地価格はなるべく下がってほしいと強く願っておりますが・・・現実は甘くないみたいです。
 

いかがでしたでしょうか。

今回は今後の予想を個人的な主観を踏まえ書かせていただきました。
 
いつ住まいづくりを始めようか、動き出すタイミングで悩まれている方も多いと思います。
そのような方はぜひ一度ご相談ください。
お客様それぞれの状況に応じて正確にアドバイスをさせて頂きます。
 
皆様からのお問い合わせ心よりお待ちしております。
 
 

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