川越市H様邸完成

2024.04.16 Tue

こんにちは、コンサルティング部新築部門の大林です。
今回は、川越市で先月お引渡しを迎えたH様邸のご紹介をさせていただきます。

H様にお会いしたのは、約2年前の1月に弊社の北欧ヴィレッジにご来場いただいた時でした。

H様はカーテン取り付け工事のお仕事をされていて、以前無垢スタイルの現場にも工事に入っていただいていたこともあったとのことでした。

お仕事上、いろいろな建築会社さんの現場に工事に入ることがあり、たくさんの建築会社を見た中で無垢スタイルの現場が一番良かったとのことで、ご来場いただく前から、無垢スタイルで家を建てたいというお気持ちでいらっしゃいました。

あとは土地購入からご検討をされているということと、まだとてもお若く、独立されて間もなかったため、土地価格を含めたローンや資金計画のご相談に乗らせていただき、ご計画が成り立つということが確認できたため、すぐにお話を進めさせていただきました。

子育てしやすいゆったりとした環境で、お仕事的にも、敷地にもゆとりが欲しいというご要望の中、ご一緒に土地の選定をさせていただきました。

幸い、奥様のご親族が上尾市の調整区域にお住まいで、上尾市に隣接した川越市の調整区域で建築できる権利を持っていらっしゃいました。

日本では都市計画法上、市街化区域と市街化調整区域という、大きく分けて２つの区域に分かれていています。

市街化調整区域というのは、イメージ的には田んぼや畑や雑木林などが多い地域で、豊かな自然を保全しやすい、市街化を抑制している地域になります。

基本的には市街化調整区域に建物を建築することはできないのですが、いくつかの例外があり、その条件の中の一つ、「家を建てようとする方の近い親族が近くの市街化調整区域に20年以上居住している場合」に該当していました。

こういった土地は、建てられる権利を持っている方しか建てられないため、売地としては相場より安く売りに出ています。

Ｈ様もその権利があったため、土地の価格を抑えることができ、ご予算の中で建物に夢を詰め込んでいただくことができました。

Ｈ様の場合もそうでしたが、上記の権利を持っていらっしゃっても、一般の方はそれをご存知ないことがほとんどのため、土地購入を検討されていらっしゃる方は一度建築会社か不動産会社さんにご相談に行かれると良いかと思います。

もちろん、弊社にご相談いただければ一番嬉しいです。

Ｈ様のお家をご紹介します。

リビングの上に大きな吹き抜けを取って、おしゃれで解放感のある明るいお家になりました。

H様、素敵なお家が完成して本当におめでとうございます。
これからも末長いお付き合いをお願いいたします。