シックハウス症候群による健康障害
2019.04.01 Mon
こんにちは!
無垢スタイル建築設計 新築コンサルの島田です。
「シックハウス症候群」では、めまいや、頭痛がしたり、下痢や、便秘・・・などなど。
症状は、頭や目、鼻、喉などにいろいろな症状が起こります。
これらの症状は、個人差が大きく、中にはそのままではその住まい(住宅)に住めなくなってしまうようなこともあります。
「シックハウス症候群」の主な原因は、住まい(住宅)の中の化学物質です。
建材や接着剤、壁紙、家具、防虫剤など、住まい(住宅)には色々な化学物質が使われています。
昔の日本の住宅は、木造で、柱は自然の木、壁は漆喰等の自然な素材で造られ、床には畳が敷いてあり、ふすまや障子で部屋と部屋を仕切っていました。
こうした伝統的な住宅は、日本の高温多湿の気候にとても適していました。
例えば、木の柱や紙製の障子やふすま、畳などは、湿気が多いときには空気中の水分を吸収し、乾燥時には放出して、部屋の湿度を快適に整えていました。
床下や天井も通気のよい造りで、湿気はこもりにくくなっていました。
また、室内に湿気や煙がこもっても、適度な隙間があるため、自然に外の空気と入れ換わり室内の空気質は良好な状態に保たれていました。
これに対して、現代の住宅では、省エネルギー対策のために気密性や断熱性に優れた建物となっていますが、工事期間の短縮や建築費を安価にするために、合板フローリングやビニールクロスなど化学物質を含んだ建材が使われています。
また、エアコンなどの冷暖房設備の普及に伴い一層換気回数が減少しています。
このため、建材などから放出された化学物質が、室内にこもりやすくなり、室内の空気質は予想もしなかったほど悪化しています。
このような「高気密・高断熱」の住宅は、「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」という新たな病気を引き起こすことになりました。
無垢スタイルは「健康」を大切にした自然素材での家づくりにこだわっています。
ぜひ、無垢スタイルの展示場にて、身体にいい快適な自然素材の家を体験してみてください。