ランドリールームを取り入れる際の3つの注意ポイントとは?
2024.08.30 Fri
こんにちは。
建築コンサルティング部の荒川です!
年々、平均気温が上昇しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
30℃程度だと今日は少し涼しい?なんて感じている方もいらっしゃるかもしれません。
私もその1人です笑
慣れは恐ろしいものです。。
家事ラクにつながる「ランドリールーム」
さて、そんな猛暑が続く現代では、ウイルスや花粉、労働環境など様々な影響もあるかと思いますが、洗濯物を部屋干しする方が増えてきていますね。
そこで近年、多くのお客様の間取りに組み込まれているの項目の一つとして、ランドリールームが挙げられます。
洗濯関連の家事をラクにする「ランドリールーム」。
共働き世帯や子育て世帯にとって、家事の効率アップが期待できることなら、と関心を持たれている方も多いです。
ただ、一見長所が多そうなランドリールームですが、採用するときは短所も理解しておくのが大切です。
ランドリールームの概要
まずは、ランドリールームの概要からご説明します。
ランドリールームは、洗濯に関する家事をするための部屋です。その魅力は「洗う、干す、取り込む、アイロンがけ、たたむ」がすべて一室でおこなえること。
洗面脱衣室等とランドリールームを一室で兼用するケースもありますね。
- 暗くなる前に帰宅するのが難しい
- 家事の時間がじゅうぶん取れない
上述の悩みを抱えているご世帯では、日中に洗濯物を取り込んだり、にわか雨に対応したりできないため、重宝されます。
家事動線や片付けの手間が減ることで、時間短縮が叶います。
忙しいときは、洗濯用品や乾いた洗濯物をそのまま置いておけるという逆のメリットもあるかもしれません。
雨や雪、強風の日でも洗濯ができるのも魅力のひとつでしょう。
寒い真冬でも、こごえずに干せます。さらに、ランドリールームがあれば、リビング等の生活スペースに部屋干しせずに済みます。
ランドリールームをつくるときに気をつけたいポイント
つづいて、ランドリールームをつくるときに気をつけていただきたいポイントを3つご紹介します。
- 建築コストがアップする
- 独立した部屋にこもって家事作業をすることになる
- 使いにくいと、使わなくなる
ランドリールームをつくると床面積や内装工事、電気配線が増え建築コストが少しアップします。
限られた予算や床面積を、ランドリールームに割いてよいかご家族で検討していただく必要があります。
ランドリールームが独立した部屋であることも、考慮すべきでしょう。
LDKで家族の気配を感じながら家事をしたい方には、ランドリールームはむかないかもしれません。
「洗濯機~物干し場~たたむ場所」の洗濯動線だけでなく、他の家事や生活動線との調和も無視できません。
使いにくいランドリールームは、いずれ使われなくなります。
いかがでしたでしょうか。
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次回、使いやすいランドリールームを作るには??
配置や広さなどの面から、掘り下げてお話していきたいと思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。
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