マイナス金利解除でどうなる?『住宅ローン』

2024.04.15 Mon

こんにちは!
コンサルティング部新築部門の松木です!
 

マイナス金利解除後の金利変化

今回は皆さんが最も気にしている、マイナス金利解除後の金利変化について書きたい思います!
 
日本銀行は、2016年1月以来およそ8年ぶりに、日本の政策金利がマイナス金利から実質的なゼロ金利政策へと移行を決定しました。
 
マイナス金利解除を受けて、これから住宅ローンを組む方も、既に住宅ローンを組んでいる方も、これからの金利の変動は気になってると思います。
私も2年半前に住宅ローンを組み、実際にどのように変動していくのかは常に気になっています。。。
 

 
そもそもマイナス金利政策とは、民間の金融機関が日銀に預けている預金金利をマイナスにすることです。
2016年1月に政策がスタートし、金利のマイナス化により、預金者が金利を支払うことになる為、民間の金融機関が日銀に資金を預けたままにしておくと、金利を支払わなければならなくすることで、金融機関が企業への貸し出しや投資に資金を回すように促し、経済活性化とデフレ脱却を目指す為の政策でした。
マイナス金利政策解除にいたった背景には、33年ぶりの高い水準となった春闘における賃上げ率が挙げられます。
 
金利が引き上がることに定期預金金利の引き上げて行っている銀行が増え、定期預金金利を従来の年0.002%から年0.2%へと、100倍も引き上げている銀行もあります!
但し、住宅ローン金利もつられて上昇する可能性もある中で、現状の住宅ローンの変動金利はどのようになっているかというと下記のとおりです。
 

以前 4月
三菱UFJ銀行 0.345% → 0.345%
三井住友銀行 0.475% → 0.475%
みずほ銀行 0.375% → 0.375%
りそな銀行 0.34% → 0.34%
三井住友信託銀行 0.405% → 0.33%

 
現段階では、据え置きもしくは引き下げている銀行もあり、日銀が政策金利を引き上げてもすぐには金融機関などが住宅ローンの変動型の金利を上げるには至らないという予測がされています。
 
では、これから住宅ローンは変動金利と固定金利のどちらを選ぶのが良いか様々な論議がされていますが、いずれ金利が上がる可能性があっても上昇幅は限られ、変動金利は各銀行の激しい競争もあるので極めて低い金利がしばらく続いていくと思います!
 
固定金利と変動金利の金利差は現在、約1.5%、固定金利の方が金利が高い状況です。
この差を埋めるには、日銀はあと6回から7回ほど利上げをしないといけません。
正直、金利は予想が我々でもつきませんが、万一大きく変動した場合に、その変動リスクに耐えられるかどうか、将来の金利上昇の変動に耐えられる計画かどうかは今まで以上にシミュレーションが必要になっていきます。
 
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