ノスタルジー!懐かし~いのに新築!?
2023.03.10 Fri
こんにちは。
インテリアデザイナーの関口です。
最近、家に一人で居ると何者かの気配を感じることがあります。
天井裏から「カサコソ、カリカリ」とあやしげな音がするのです。。
「ゴ」にしては重量感があるので、「ネ」ではないかとふんでいるのですが、姿を現さないので謎のままです。
恐ろしや、恐ろしや。。。
正体が判ったらご報告致します!
さて、今日は先日お引渡しをしたT様邸のご紹介です!
タイトル通り、本当にノスタルジックで妙に落ち着きを感じる素敵なお家です!
古き良き昭和の色合い、ミッドセンチュリーの家具も自然に溶け込むような新築が生まれました。
今回も写真満載でお届けします!
まず最初にお見せしたいのは和室です。
6畳+板の間という広さですが、吹き抜けを囲む廊下と繋がるので実際の広さ以上の解放感があります。
天袋や長押の設えが、古風なニュアンスをプラスしています。
(襖を開けたらドラえもんが居そう、、、)
印象的な照明器具はT様のお持ち込みのもの。
梅のような細工のあしらわれた趣のある素晴らしい照明ですね。
板の間のチークの色合いと馴染んで、お部屋に暖かみを生んでいます。
アンティークガラスの引き違い戸は「おばあちゃん家」のようなレトロ感。
昼間は陽の光を通し、夜は和紙調のプリーツスクリーンを下ろせば安心して眠りにつけます。吹抜け側からの和室も何とも良いたたずまいです。
では1階へ降りましょう。
広い土間からオープンにつながる広~いLDK。
このアングルだけで3種類の木の素材が使われているのがわかりますか。
1.土間の天井は明るいひのきの板張り。
2.アクセントウォールはアメリカンチェリーの板目。
3.そして床は赤松のクルミ色塗装。
色もテクスチャーも三者三様なのに、喧嘩することなくうまく馴染んでいると思いませんか。
質感や使用する面(床・壁・天井)を上手く使い分ければそれぞれの持つ個性を活かす事ができます。
アクセントウォールはT様の当初からのご希望。
豊かな板目の天然木化粧板を探して、やっと見つけた逸品です!
そこはかとなくミッドセンチュリーの雰囲気も漂う、、、
そして壁の奥にチラリと見えがかっている洗面所はこんな感じ。
日本の色彩を感じる深い緑のタイルにグレーの目地を合わせています。
丸い電球と相まって、これまた程良くレトロな仕上がりですね。
赤松の塗装は「クルミ」という色。
アッシュ系のオリーブのようなカラーなのですが、赤松にのせるとこんなにも豊かな色合いになります。
無垢材ならでは!個人的にとても好きなカラーです。
最後にキッチンと小上がりスペースです。
リビングと繋がるこのスペースは、小上がりと言っても階段下も含めると6畳程の広さがあります。
お子様が遊ぶスペースとしては充分ですし、食事の支度をしながら近い目線でお話ししてあげられますね。
キッチンの対面は腰かけて軽い食事がとれるよう、足元に空間を設けています。
ラーメン屋さんみたいで楽しそう!
ということで、T様邸いかがでしたでしょうか。
今回は新築でしたが、こんな風に和のテイストを活かしたリノベーションもいいですよね。
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