住まいとSDGs
2022.10.21 Fri
こんにちは!
建築コンサルティング部新築部門の松木です!
最近ではSDGsの取り組みについては、当たり前に意識し、考え方も変わってきた感じがします。
『持続可能な開発目標』と言われたときに、自分達に何ができるのだろうかと思ったこともありましたが、今、住宅会社に勤めていると非常に大きな役割があると痛感しています!
SDGs17の目標のうち、健康やクリーンエネルギーということで言えば、住まいが果たす役割は非常に高いです!
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の取り組みである、住宅の断熱性の向上と太陽光発電システムの導入によって、家で消費するエネルギーを抑えることは家計や環境を守ることに繋がります。
更には、高性能な住宅であれば、室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。
更に、冬は効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化によるヒートショックによる心筋梗塞等の事故を防ぐ効果もあります。
医学博士の石原結實先生によると、『冷えは万病の元』で、体温が1度下がると免疫力が30%低下するとおっしゃっています!
私たちの体は36.5~37度くらいの体温が、最も体の機能がうまく作用するようになっており、それよりも低下すると、さまざまな不調や病気を起こしやすくなるそうです。
特に、体温が35.5度以下の状態が長期間続くと、排泄機能の低下、アレルギー症状、自律神経失調症などが出やすいとされています。
また、35度はがん細胞が最も増殖しやすい体温ですし、34度になると低体温症で生命に危険が及ぶレベルとなります。
健康を第一に考えると、住環境を向上させることは、我々住宅会社にとっては必須な項目になります!
省エネルギー性の高い住宅をご提供することが義務付けられていく一方で、建物の隙間から逃げる熱を抑える為の気密性の基準が1999年に制定された次世代省エネルギー基準から導入されましたが、実は2013年の省エネルギー基準からは削除されてしまいました…。
国としてはある一定以上の気密性が確保されたことで除外することとなったようですが、机上で計算ができる断熱性能がいくら高くても、隙間だらけの家では結局はエネルギーのロスとなり、本来あるべき姿の住宅とは言えない状況にあります!!
現場の施工品質が物をいう気密性も高めることが、健康やクリーンエネルギーに繋がり、地球環境の原則に則った住まいづくりだと考えています!
様々な分野でのSDGsの考え方がありますが、是非、住宅が果たす役割を無垢スタイルのモデルハウスにて体感しに来て下さい!
【無垢スタイルのSDGsの取り組み】
【無垢スタイルのZEHの取り組み】
【無垢スタイルの健康住宅】
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