快適な家とは
2022.08.30 Tue
こんにちは!
コンサルティング部新築部門の小松です。
猛暑がひと段落し、このまま秋に向かって少しづつ涼しくなっていく予報となってきました。
今年も非常に暑い夏、お疲れ様でした!
まだもう少し残暑が続いておりますが、最後まで気を抜かず熱中症には気をつけましょう!
さて、今日お話しさせて頂く内容は、「快適に感じる家」にするためには、どんなことに気を付けるべきなのか、お話させて頂きます。
まずは「人が快適に感じる温度」について、皆さま「WBGT値」をご存じでしょうか。
WBGT値(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature
1954年にアメリカで提案された指標で、単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されます。
こちらは気温とは違った指標になり、人の体と外気との熱のやりとりに着目した指標で、人が感じる体感温度に与える影響の大きい、 ①湿度 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境 ③気温の3つを取り入れた指標です。
熱中症の危険度を判断する数値として、日本では平成18年から使われています。
実際には人が感じる温度(体感温度)は気温だけでなく、湿度や日射・輻射(ふくしゃ)などといった周辺の熱環境から決まってきます。
それではどのようなことを工夫すれば、皆様が快適に感じる空間(家)を作ることができるのか、今回は湿度に着目してみましょう。
ズバリ!気を付けるポイントは、家の中に使っていく素材を、調湿効果のある自然素材を中心にする事です。
※調湿効果とは、周囲の湿度が高いときは水分を取り入れ、乾燥しているときは内部の水分を空中に放出します。
特に家の中だと、内装の大半を占める、床材と壁材には自然素材を使うことが湿度を調節するためにおすすめです。
自然素材の代表的なもので言いますと、床材には無垢の床材、壁材には珪藻土がありますが、どちらも多孔質(多数の細孔(小さな穴)の空いた状態)という構造になっている為、室内の湿度状態によって調湿してくれる効果を発揮します。
なるべくアクティブな力に頼らず、素材本来の良さを活かした家づくりも、皆様の家を快適なものにすることは間違いありません。
是非一度モデルハウスに、自然素材の家を体感しに来てください!
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