無垢床フローリングの魅力について

2022.09.26 Mon

こんにちは!
建築コンサルティング部新築部門の濱中です。
 
夏も終わり、涼しい季節になりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
夏好きな私は、少し寂しいですが… 
それより今年も2/3が終わっていることに、とても驚きました!!
寒いのが苦手なので、これから来る寒い冬が、とても憂鬱です…。
 
そんな真冬に大活躍する『無垢床』について、魅力を2つご紹介致します。
 
1つ目は、断熱性です。
いつもモデルハウスご来場いただく際に、冷凍庫から取り出した、一般的に合板フローリングと無垢床フローリングを、触り比べていただいています。
触り比べると、同じ温度の冷凍庫から取り出したはずが、温かみが全く違います。
その理由は、材料の断面に理由があります。
 

 
左側が表面に木目のプリントがされた合板フローリング、右側が一本の木からとれた無垢床フローリングです。
なぜ温かみがあるかというと、木を顕微鏡で見ると小さな空気層があり、その空気層が断熱の役割を果たしています。
 
それに比べ合板フローリングは、ベニヤ板のような板を、接着剤で張り合わせて製材されているため、空気の層がなく、ひんやりとした質感になります。
冷凍庫に鉄などの、空気層の無い材料を入れると、とても冷たくなりますが、スポンジなどの、空気層の多い材料を入れると、全く冷たくないのと同じ原理になります。
 
2つ目は健康面です。
現在の住宅は、高気密高断熱が当たり前になり、タッパのように気密性が高いことから、室内で使う材料がとても重要になります。
実は、各建築材料には接着剤を多く含んでおり、皆様が知らない間に、揮発した接着剤を吸っていることも多々あるようです…。
(よく建売メーカーなど内覧した際の、新築の匂いは接着材などの匂いです)
 

 
この写真は、1つ目の断熱性でご紹介した、カットサンプルを半分に切って、水に漬けておいたものになります。
どちらも同じ水に漬けていますが、プリント建材の方は、水が真っ黒になってしまっています。この黒い水の元が、接着剤などの有機溶剤になります。
実際に、この実験のように水につけることはありませんが、夏場の温度上昇などで、接着剤が揮発し、微量を長年かけて吸っていることになります。
 
その他にもメンテナンス性など、無垢床の魅力は盛り沢山になります。
 
さいたま市岩槻区にある住まいの体感モールでは、真冬の-2℃を再現した多き冷蔵庫に部屋があり、無垢床フローリングと合板フローリングの熱の違いなど、体感できます。
 
是非一度ご来場お待ちしております。
 
 

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