省エネな窓の選び方
2023.11.17 Fri
こんにちは!
設計室の依田です。
朝起きて、窓から光が差し込んでいるととっても気持ちが良いですよね?
先日もまさにそんな感じで、目覚ましではなく陽の光で目を覚まし、あ〜いい天気だなぁと感じながら、充実した休日を過ごしました。
なので今回は、窓をテーマに選定しました!
⚫︎窓は省エネの大きなポイント
近年の家づくりでは住宅の省エネ性を高める傾向にありますが、それには窓の性能を高めることも重要なポイントとなってきます。実は窓は家の中で一番熱が外に逃げやすく、外からも冷気や熱気が入りやすいんです。そのため、窓の断熱性・遮熱性を高めることで冷暖房の効果を高め、夏は涼しく、冬は暖かい快適な暮らしを送ることができます。
では、断熱性・遮熱性の高い窓とはどんな窓なのでしょうか。
⚫︎ガラスの種類
まず、ガラス部分はLow-E複層ガラスという、ガラス面に特殊な金属膜をコーティングした窓にすることで、熱の伝わり方を抑制することが可能です。さらに、この金属膜の位置を室内側にするか、室外側にするかで、日射を取得して冬に温かくするか、日射を遮蔽して夏の暑い日差しや西日をカットするかが変わってきます。
無垢スタイルでは、埼玉県を中心に家づくりを行っておりますが、埼玉県含め関東は比較的に日射量が多く暖かい地域にあたるため、夏の暑さ対策を優先してLow-E複層ガラスの日射遮蔽型を標準で取り入れています。
⚫︎サッシの種類
窓のサッシにはアルミサッシと樹脂サッシがあります。アルミサッシは軽量で安価でありながら強度も併せ持っており、耐久性に優れていて薄くてスリムな見た目になります。しかし、熱伝導率が高いため、樹脂サッシと比べると断熱性能が劣ってしまいます。反対に、樹脂サッシは一番の特徴に断熱性の高さを上げることができ、アルミサッシと比較すると熱伝導率はおよそ1000分の1にもなります!しかし、樹脂サッシにも難点があり、アルミサッシと比べて重くて高価になり、耐久性の問題でサッシに厚みが出てしまうのでスリムな見た目をお好みの方には好まれないかもしれません。逆に、北欧のお家がお好みの方は樹脂サッシにすると、より現地の雰囲気を出すことが出来ます。
【樹脂サッシ】
無垢スタイルでは、断熱性能の高い樹脂サッシはもちろん、アルミサッシと樹脂サッシの良いところを兼ね備えた、アルミ樹脂複合サッシを使用した窓を選べるようになっています。室外側は耐久性に優れたアルミサッシを、室内側には断熱性に優れた樹脂を採用し、重くなく、厚くなく、でも断熱性の高い窓を採用して省エネ性を高めています。
【アルミ樹脂複合サッシ】
いかがでしたでしょうか?
窓ってそんなに省エネ性に関係があるんだ!とまずは知っていただけたら嬉しいなと思います。次回は各部屋の窓の選び方についてのポイントをご紹介できたらと思います。
北欧ヴィレッジの展示場ではLow-E複層ガラス+樹脂サッシの窓を採用していますので、樹脂サッシの断熱性能と北欧の雰囲気をぜひ体感してみて下さい。
無垢スタイルの展示場『北欧ヴィレッジ』
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