自然素材はなぜ心地いい?
2023.12.14 Thu
こんにちは!
2023年もあっという間に師走を迎え、残りも慌ただしく過ぎ去っていくのだろうなぁと思いながら過ごしている、建築コンサルティング部の大川です!
段々と日の入りも早くなり、家の中で過ごす時間が増えてきたことと思います。
コロナウイルスが流行し始めたころには外出自粛などが勧告され、「おうちじかん」なんて言葉が広まったことを思い出しますね。
さてさて、家の中で過ごす時間が増えたこともあってか、自然素材を取り入れたいなぁという人も増えたような気がします。
でも自然素材って何が良いのだろうという方も多いと思いますので、魅力をお伝えしていこうと思います!
皆さんは自然素材と聞くとどんなものを思い浮かべるでしょうか?
簡単に言うと、化学物質を含まない天然由来の素材のことを表します!
よく耳にするものでいうと、無垢の床材や漆喰、珪藻土などがあたりますね!
背景として、こうした自然素材は昔から住宅に使われていました。
ですが高度経済成長期には短期間で多くの住宅建てる必要があったため、今でこそ一般的な、新建材と呼ばれる科学物質を含むビニールクロスや張り合わせの床材などが多く使われるようになりました。
その結果、新建材に含まれる化学物質が毎日微量に室内に放出され、その空気を吸い込み蓄積することでアレルギー反応などが出るシックハウス症候群が問題視されました。
こうした問題を経て、天然由来の自然素材を採用することがまた巡ってきたわけですね。
自然素材を使用するメリットとすると、上記の天然由来ゆえの化学物質を抑えられる点があります。
人生100年時代、毎日過ごす空間を考えると健康的であることはプラスですね!
他には、調室効果や消臭、断熱性に優れている素材もあります。
珪藻土は室内の湿度を調整してくれたり匂いを吸着してくれます。備長炭みたいなものですね。
無垢の床は、切り出された木をそのまま使用するため床板の中に無数の空気層が出来ます。
その動かない空気層が断熱効果を持ち、ひんやりとしない床を作ってくれます。
スポンジを触って冷たいと感じることはあまりないですよね!
しかしながら、自然素材も良い所だけではありません。
天然由来ゆえにお手入れは必要です。
無垢の床であれば物を落とすと傷はつきますし、経年による色の変化も有ります。
※味と捉える人にとってはメリットかもしれません!
珪藻土は壁紙のように張替えが出来ないので削ったり上塗りしたりすることも要します。
モノにはそれぞれ良し悪しが有りますので是非、実物を見て触って体感して、ご自身の目で確かめて頂くことが一番です。
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実験しながら五感を通してお確かめいただけますので、是非一度はお越しくださいませ!
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