使い勝手の良いパントリーの広さと設備に注意!?

2024.06.29 Sat

こんにちは。
建築コンサルティング部の荒川です!
 
今回は前回に引き続き、「収納問題」の1つ、パントリー編をお届けします。
 

使い勝手の良いパントリーとは

前回の間取りに関わる部分に加えて、広さ・オススメ設備について掘り下げていきたいと思います。
 

 
まず、広さについてですが、何をどの程度収納したいか、キッチン自体の収納力はどの程度かなどによって変わってきます。
食料品や食器、調理器具だけではなく、日用品なども1ヶ所にまとめてストックしたいという場合はある程度の広さが必要です。
ただし、広くしすぎるとデッドスペースが出来たり、動線が悪くなるので注意が必要です。
 

 
一般的な広さとしては、ウォークインタイプ(通り抜けできないタイプ)は1〜2畳、ウォークスルータイプ(通り抜けでき、別の部屋に繋がっているタイプ)は2〜3畳程度となっています。
出入り口の幅や通路の幅は70cmほどあれば問題ありませんが、大きなものを出し入れする場合は75cmあると移動しやすくなります◎
 

パントリーの設備

続いて、設備についてですが、こちらはパントリーに食品などを保管するだけなのか、簡単な作業スペースを設けるかによって変わってきます。
いずれの場合も照明は必ずつけることを推奨しています!
手がふさがっていても自動でつくタイプのセンサーライトが便利です。
 
また、ウォークスルータイプは空気の通り道ができるため、換気設備をつけなくても良いこともあります。
反対に、ウォークインの場合は換気扇や換気用の窓をつける必要が出てくる場合がありますので、1つ、覚えておいていただけると良いかと思います!
 

パントリーの収納棚の奥行きは何cmが良い?


 
中に設ける収納用の棚は、奥行30〜45cmが理想的といわれています。
浅めの棚と深めの棚の2タイプ設置や、可動タイプにすると置きたいものに合わせて使い分けられるので便利です。
一部に作業スペースを作る場合は、コンセントを設けるのをオススメします!
作業スペースがない場合でも、掃除の時などに使えるコンセントがあると良いでしょう◎
 
扉をつける場合は、場所を取らない引き戸や折れ戸がオススメです!
 
あったら便利!なパントリーですが、動線が悪かったり広さや設備が不十分だったりするとその機能を十分に活かすことができません。。
 
作ったのは良いもののデッドスペース化してしまったということを防ぐためにも、用途やライフスタイルを具体的にイメージして広さや間取りを一緒に決めていきましょう〜!!
 
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少しでも、皆様のお家づくりにお役立ていただけましたら幸いです。
 
 

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