「耐震」と「制震」
2022.06.26 Sun
こんにちは。
コンサルティング部新築部門の小松です。
いよいよ夏が本格的やって参ります。
暑さに負けず、くれぐれもお体、ご自愛下さい。
さて最近は各地で地震が多く発生しており、日本では、能登半島、海外では、アフガニスタンで大きな地震があり、アフガニスタンでは家屋の倒壊で多くの方々なくなっている可能性があると、報道されていますね。
アフガニスタンは地震が多い国であり、地震に対する対策を講じているようですが、それでも地震で亡くなってしまう方は多くいるようですね。
日本でも「南海トラフ地震」「首都直下型地震」等が30年以内にくると想定され、地震に対してどのように対策をしていくのかが非常に大切になっています。
アフガニスタンでは家屋の倒壊での被害が多いように、日本でも災害が起こった場合、リモートワークが復旧している今、家にいる時間が多い方が多いことで、家の中で地震に直面する方が多い事が予想されます。
家の災害対策がより重要になっています。
さて、そこで今回は家づくりと関連付けて、地震対策のお話をします!
家づくりの中で地震対策をする目的は大きく2つあります。
1つ目が、永きに渡り、住んでいる人の命を守り続ける事、
2つ目が、建てた家を資産として維持し続ける事です。
命を守ることができても、数回の地震で住めない状態になってしまっては、ローンを組んでいる場合は借金だけが残ってしまいます。
実は、日本が定めている耐震基準の盲点はそこにあります。
皆さんもよく聞いたことがあると思いますが、地震対策に関わる住宅の基準では、耐震等級というものがあります。
耐震等級とは読んで字のごとく、地震に「耐える力」を3段階に分けて等級化したものになります。
耐震基準が設けられた目的は「震度6強~7レベルの一回の地震でも人命が守られるように」となっており、複数回の地震に対して耐えることができるという基準ではありません。
ですが、家を建てる際は、更に長い目で、家を資産という観点で見ていくと、震度6強~7レベルの地震が繰り返し起こったとしても耐えることができる構造にしておく事が大切となります。
そのため、これからの家づくりには、住んでいる人の逃げる時間を確りと確保できる「耐震」と、資産を維持し続けることができる「制震」が必要なのです。
無垢スタイル建築設計では、家を建てることでどんな目的があるのか、どんな暮らしをイメージしているのか、どのくらいの期間暮らしたいのか等、確りとお伺いさせて頂き、制震装置も含めて「意匠性」「機能性」共に最適なものを、皆様のご状況に合わせてご提案させて頂いております!
先手で対策を打つことで、大切な家族と家族の未来を守れる家づくりをしましょう!
耐震・制震設計
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