発生確率は今後30年以内に70~80% 南海トラフ地震の住まい

2023.12.19 Tue

皆さんこんにちは。建築コンサルティング部の河原崎です。
12月に入りましたが、特別寒い日はあまりなく近年にないほどの暖冬を感じます。
今年の漢字は「税」に決まりました。増税メガネと揶揄されている岸田総理ですが、今後減税等の対策を取ってくれるのでしょうか。私は政治に疎いですが、車移動が多いのでガソリン価格だけは本当に、今すぐ何とかしてほしいと強く思っております。
また、インフルエンザが大流行しているとのことです。年末に差し掛かるこの時期に体調を崩さないよう、ご自愛ください。
 

「南海トラフ地震」について

さて、前置きが長くなりましたが今回のブログテーマは「南海トラフ地震」についてです。なんとなく言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
 

 
駿河湾から遠州灘、熊野灘、紀伊半島の南側の海域及び土佐湾を経て日向灘沖までのフィリピン海プレート及びユーラシアプレートが接する海底の溝状の地形を形成する区域を「南海トラフ」といい、この南海トラフ沿いのプレート境界では、①海側のプレート(フィリピン海プレート)が陸側のプレート(ユーラシアプレート)の下に1年あたり数cmの速度で沈み込んでいます。②その際、プレートの境界が強く固着して、陸側のプレートが地下に引きずり込まれ、ひずみが蓄積されます。③陸側のプレートが引きずり込みに耐えられなくなり、限界に達して跳ね上がることで発生する地震が「南海トラフ地震」です。①→②→③の状態が繰り返されるため、南海トラフ地震は繰り返し発生します。
 
南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)及び昭和南海地震(1946年))が発生してから70年以上が経過した現在では、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まってきているのです。
 
今後30年以内に70%~80%の確率で発生することが確実と言われているこの地震ですが、最も被害を受けやすいのは太平洋沿岸部で、10mを超える津波が到来し甚大な被害をもたらすでしょう。しかし、それは埼玉にいれば安全というわけではありません。
 
朝日新聞デジタルの記事では、埼玉県での被害は建物全壊が700棟、直接被害額は2000億円と予想されております。
https://www.asahi.com/special/nankai_trough/
出典:南海トラフ地震の被害想定|ニュース特集|朝日新聞

 
愛知県の建物全壊は38万8千棟との予想ですのでそれと比較すると数字が小さく見えますが、忘れていけないことがあります。それは、このような震災が発生した時毎回被害が予想を超えてくることです。
油断せずに来たる震災に対する対策をしていく必要があるのです。
 
地震対策で最も重要なのは住まいです。これから住まいづくりを考えている方は耐震性能や制震性能、偏心率等にこだわりを持って会社選定をしていくことが必須です。
 
何千万もローンを組んで建てた夢のマイホームが倒壊してしまったら、、考えるだけで恐ろしいですが、現実から目を背けず「最悪を想定し最善を尽くす」ことが重要なのです。
 
「耐震診断実績埼玉県No.1」の無垢スタイルは、当然地震に対して様々な対策をしております。モデルハウスへの来場が難しい方はオンラインでの打ち合わせも実施しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
 
 

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